ERPCが新たな段階へ進化
最近、ERPCとValidators DAOは、SolanaのSWQoSエンドポイントにKeep Warming対応を実施したことを発表しました。この改良は、トランザクションの送信開始時の動作を改善し、よりスムーズな送信処理を可能にします。
アップデートの背景
トランザクションがネットワークに到達する過程は、特に混雑時に影響を受けやすいのが現状です。これまで、送信の初動での遅延が、ユーザー体験にネガティブな影響を及ぼすことが観測されていました。それを受けて、ERPCはこの課題に取り組むことに決め、Keep Warmingというアプローチを採用しました。この方法により、送信時点での通信の初期化を抑えることが可能となり、トランザクション送信をより速く行える環境が整います。
Keep Warmingの具体的な効果
この対応によって、送信者がトランザクションを必要とするタイミングで、スムーズに送信処理へ入ることができるようになります。特に、普段トランザクション送信の頻度が低いユーザーにとっても、その利便性は大きいといえます。そのため、送信の際に初期の遅延による影響は格段に少なくなるでしょう。このユースケースにおいて、すぐにトランザクションを送る必要がある際に、ユーザーにとってストレスが軽減されることが期待されます。
SWQoSエンドポイントの役割
SWQoSは、優先制御に基づき、リーダー到達前の通信受け入れの段階で機能します。これにより、混雑時にもトランザクション成立の前提条件を整える役割を果たしています。ERPCのSWQoSエンドポイントは、これを実運用向けに展開し、トランザクションが確実に到達するための条件を強固に整備しています。
実運用での課題とその対策
これまでの実運用では、SWQoSが優先帯域での到達条件を整えていても、送信開始時にわずかな遅延が生じることが確認されていました。このような初動の遅れが、結果的にトランザクションの成功確率に影響を与えることが多かったのです。そこで、Keep Warming対応により、送信前の接続状態の維持が可能となり、送信開始時の挙動が安定することが実現しました。
今後の展望
ERPCは、HTTPSお願い中心に提供されている現行のSWQoSエンドポイントに加え、TPU QUICオプションの追加を進めていく予定です。これにより、送信経路全体の条件をさらに強化し、混雑時でもトランザクションが容易に通る状況を提供することを目指します。改善は自動的に全ユーザーに反映され、特別な設定は必要ありません。
終わりに
ERPCは、実運用において結果が成立する条件を一つずつ積み上げ、送信経路と基盤の強化へと繋げていきます。最新情報はValidators DAO公式DiscordやERPCの公式サイトで随時確認できますので、興味のある方はチェックしてみてください。
Validators DAO 公式 Discord
ERPC 公式サイト
ELSOUL 公式サイト