大東建託、MSCI ESGレーティングでの成功
大東建託株式会社(東京都港区、CEO:竹内啓)は、世界的なESG評価指標「MSCI ESGレーティング」において、初めて「AA」という高評価を獲得しました。この評価は、同社の環境・社会・ガバナンス(ESG)への取り組みが認められた結果です。
MSCI ESGレーティングについて
MSCI ESGレーティングは、企業が直面するESGリスクや機会に対する対応力を評価するもので、評価はAAAからCCCまでの7段階に分かれています。特に、このレーティングはGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)などの機関投資家が投資判断の参考にする重要な指標とされています。
大東建託のESGへの取り組み
大東建託は、ガバナンスの強化を進めており、経営倫理の向上やクローバック条項の導入などに取り組んでいます。また、脱炭素社会の実現を目指して、サプライチェーンにおける人権の尊重、人的資本の経営を推進することで、環境、社会、ガバナンスの各分野での継続的な改善を目指しています。
これらの取り組みが今回の高評価に直接結びついています。加えて、大東建託は、「MSCI日本株ESGセレクト・リーダーズ指数」、「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」、「S&P/JPX カーボン・エフィシエント指数」、「Morningstar 日本株ジェンダー・ダイバーシティ・ティルト指数」など、様々なESG指数の構成銘柄にも選定されています。
今後の展望
今後、大東建託はサステナビリティを企業経営の中心に据え、更なる環境、社会、ガバナンスに関する取り組みを強化していく方針です。企業価値の持続的向上を目指すとともに、社会課題解決への積極的な関与を図ります。ステークホルダーとの対話を通じて、より良い未来を築く努力を続けていくことでしょう。
結論
大東建託の「AA」評価は、持続可能な企業運営への強い意欲を示すものであり、同社の取り組みが社会に与える影響の重要性を改めて認識させます。この成功を基に、さらなる成長と社会貢献を目指す大東建託の今後の動向に注目が集まります。