不動産クラウドファンディング提携
2024-08-01 21:53:39

コーシンホーム株式会社とLIFULL Investmentが業務提携し新たな不動産クラウドファンディングへ

コーシンホームとLIFULL Investmentが業務提携を締結



不動産クラウドファンディング『みんなでシェアファンド』を運営するコーシンホーム株式会社が、LIFULLのグループ会社であるLIFULL Investmentと業務提携を結んだ。この提携は、地域創生と社会福祉に資する事業を推進するためのもので、業務委託契約も交わされた。この一環で、LIFULLが提供する「LIFULL 不動産クラウドファンディング」を利用し、より多くの投資家を招くプラットフォームが構築される。

業務提携の背景



コーシンホームは、2022年から不動産クラウドファンディング事業に参入し、これまでに19本のファンドを組成してきた。安定した運用が続いている一方で、多数の競合がサービスを提供する中、マーケティングコストが上昇傾向にあることが課題とされていた。そのため、LIFULLとの提携を通じて、ファンド募集にかかる業務を委託することで、より効果的な資源の運用が可能となる。

コーシンホームは、魅力的な投資機会を創出するために、開発型の変更認可も取得し、全国での住宅事業やシニア向け居住事業の展開を計画している。これに加えて、障がい者向けグループホームを運営する他社とも連携し、不特法ライセンスを持たない事業者への資金調達支援を行い、地域社会への貢献を目指す。

『みんなでシェアファンド』の特色



『みんなでシェアファンド』は、不動産特定共同事業法に基づく小口化商品であり、低リスクでの不動産投資を実現することを目指している。その中でも、ミドルリスク・ミドルリターン型として、投資者の元本の安全性も考慮された仕組みが整っている。特に、優先劣後システムを採用しており、投資者は劣後出資者よりも優先的に利益を受け取れるよう配慮されている。

また、手軽に投資ができるシステムも特徴で、オンラインでの出資が容易になっている。投資者はマイページから簡単に出資手続きを行い、配当金の引き出しもスムーズにできるよう整備されている。

LIFULL不動産クラウドファンディングの強み



LIFULLが提供する不動産クラウドファンディングプラットフォームは業界で初めて、特定共同事業の許可に基づく多様なファンドを扱う。これにより、ユーザーは自己資産の管理が行いやすく、投資記録も集約されるメリットがある。また、親会社のLIFULLが培った運営ノウハウを活かしたユーザーフレンドリーなインターフェースにより、投資家登録も短時間で完了する。

まとめ



今回の業務提携は、コーシンホームとLIFULL Investmentの二社が協力して地域社会や福祉に貢献する新たなステップとなる。この古い枠に捉われない柔軟な発想が、今後の不動産クラウドファンディング市場にどのような影響を及ぼすのか、注目が集まる。


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会社情報

会社名
コーシンホーム株式会社
住所
大阪府堺市東区白鷺町1-5-1-2
電話番号
072-240-2150

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