Maoka Ueda個展「MIND GARDEN」
2024-07-08 13:53:52

曼荼羅模様から生まれた生命力!Maoka Ueda個展「MIND GARDEN」が浅草GALLERY ROOM・Aで開催

曼荼羅模様から生まれた生命力!Maoka Ueda個展「MIND GARDEN」が浅草GALLERY ROOM・Aで開催



2024年8月3日(土)から、浅草GALLERY ROOM・Aにて、アーティストMaoka Uedaの個展「MIND GARDEN」が開催されます。

Uedaは、ロンドンで5年間アートとグラフィックを学んだアーティストです。彼の作品の特徴は、アニメキャラクターのねじれた姿を用いて、自然の法則が生み出した不規則に見える線や構造の美しさを表現している点にあります。

その原点は、ロンドン在住中に目の前に現れたという、見えるはずのない曼荼羅模様を観た体験にあります。その正体を確かめるために、絵に落とし込むことを試み始めました。見える線を中心から螺旋状に繋ぎ合わせていくと、生き物のような物体が黄金比を保ちながら徐々に浮かび上がってくる現象。そんな一連の作業についてキャラクター化することで昇華され、道化となり、象徴化されます。

不規則に見えるそのモチーフは近くから見ることによって規則正しく、自然かつ調和的につながっており、美しい自然の配置に見える不思議な魅力があります。

自然と生命、宇宙への畏敬の念を込めた作品



本展「MIND GARDEN」では、自然と隣り合わせの環境で生まれ育ったUedaが、様々な表現で「ガーデン(庭)」にまつわる作品を展開します。表現のインスピレーションの元でもある自然。生きていること、自由であること、庭を眺めていると、ふと解放されるとUedaは語っています。

そんな庭のように、生きている、自由である表現を目指した作品たち。ガーデンでおこる数々の物語を是非、会場でご覧ください。

作品に込められたメッセージ



Uedaは、作品について以下のように語っています。

自然界に存在するものの持つ黄金比やヴォルテックス(渦)の構造、フラクタルなどを作品の中に混ぜ込み、これによって生命や自然、そして宇宙に対しての尊敬や畏怖を表現している。

うねり、色彩、線、比率がもたらす視覚効果を強調し、キャラクターや直観的に流れ込んでくる象徴物を描いている。

有機的な植物や自然界に見られる曲線構造を抽象化し、その蠱惑的(こわくてき)な象徴性を、自然界と似たような曲線構造を持つキャラクターや生き物として作品の中に落とし込んでいる。


また、その自然界の曲線とキャラクターの曲線の相似性を利用し自然法則の原理として見られる「フラクタル構造」=自己相似性(一部分と全体とが相似な形をしている)をキャラクターに見立てて再現しておりキャラクターの表情やパーツの一部が他のキャラクターの一部になりパーツを共有していたり、鑑賞者が頭の中でその線を自由に繋げることによって、新たな生物が浮かび上がってきたり、寄りで見るとそれぞれのキャラクターのもつ「個」という存在が、だんだんと引きで全体を捉えることによって新たなる個として、全体の大きな螺旋構造の中に取り込まれ繋がっているというストラクチャーを表現している。
またその曲線が溢出する生のリビドーが、鑑賞者の深層心理にも働きかけることを目的としている。

自然界にみられる、一見不規則でカオスな中に見られる線や構造の数学的な美しさを表現することで眼に見えない内部の潜在世界を生命力やエロスと共に象徴的に暗喩し思想を喚び起こさせることをまるで草花の咲く庭(ガーデン)を眺めることになぞらえ、本展「MIND GARDEN」を展開する。


個展概要



会期: 2024年8月3日(土)〜9月1日(日)
会場: GALLERY ROOM・A
住所: 東京都墨田区本所2-16-5 KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS 1Fストレージ
電話番号: なし
開催時間: 8:00〜23:00
休館日: 会期中無休
観覧料: 無料

アクセス



都営浅草線「浅草駅」徒歩8分
「本所吾妻橋駅」徒歩9分
都営大江戸線「蔵前駅」徒歩9分

作家プロフィール



Maoka Ueda

ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズの Foundation course、 チェルシー・カレッジ・オブ・アーツの Graphic Design and Communication 学科にて、5 年間ロンドンでアート & デザインを学ぶ。

キャラクター”Wonky Tunes”シリーズの中の曼荼羅作品は、ロンドン留学中にショックで突然見え出した、壁一面に広がる線のような柄のような模様を当時の恐怖を可視化し治療するというプロセスの中で誕生したシリーズです。

黄金比のカーブ線をある法則に基づいて繋げていくことで、キャラクターのパーツなどになっていき、寄りでみるとキャラクターの一部、引きで見ることでその黄金比で結ばれた螺旋は植物(松ぼっくりやひまわりの種の螺旋構造にはっきりと見られる)や人間など生物のDNAの螺旋構造に見られる、フィボナッチ構造になっています。

Instagram:@i_am_maokaxx

会場:GALLERY ROOM・A



GALLERY ROOM・A は、アートストレージとホテルが融合した、新たな宿泊施設として知られる「KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS」の1Fにあるコマーシャルギャラリーです。アートコミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」が企画・運営を行っています。

ギャラリーは建物のエントランスに面した1Fスペースに位置し、宿泊者以外でも見ることができる開かれた場所として展開していきます。ギャラリーでの個展や作品販売だけではなく、ホテル客室での展示企画や、地域性を活かしたワークショップや宿泊プログラム、トークイベントなどを通じて、“アート”を多様な解釈の中で経験するための場所としていきます。

▽Instagram
https://www.instagram.com/galleryrooma_artsticker/

ArtSticker(アートスティッカー)について



株式会社The Chain Museumが運営する、アートに出会う機会と、対話を楽しむ場所を提供し、アート鑑賞の「一連の体験をつなぐ」プラットフォーム。著名アーティストから注目の若手アーティストの作品まで、幅広く収録。作品のジャンルも、インスタレーション、絵画、パフォーミングアーツなど、多岐にわたっています。

また、ArtStickerはデジタル上だけでなく、リアルでユニークな場所と出会うことで、アートやアーティストが世界と直接つながることを希求しています。

▽ArtSticker Webサイト
≫ http://bit.ly/3ZeK8vS

▽ArtSticker ダウンロードURL
≫ App Store:https://apps.apple.com/app/artsticker/id1446438049
≫ Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=art.tcm.artsticker

株式会社The Chain Museum概要



社名   :株式会社 The Chain Museum(読み:ザ・チェーンミュージアム)
所在地  :東京都渋谷区猿楽町17-10 代官山アートビレッジ3階 代官山TOKO
代表者  :代表取締役 遠山 正道

▽株式会社 The Chain Museum 公式Webサイト
≫ http://bit.ly/3y2cttp


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