夏目光学の新たな広報活動
長野県飯田市を拠点に高精度光学技術を展開している夏目光学株式会社が、社員の主体的な取り組みとしてラッピングバスの運行を開始しました。この試みは、地域の魅力を都市部の若者に伝え、会社の認知度を高めることを目指しています。運行が始まったのは2026年2月5日で、約16か月間にわたり新宿、名古屋、長野を結ぶ中央道を中心に走行する予定です。
バス広告の目的とは
夏目光学は最先端の光学技術を提供しており、半導体製造装置や航空宇宙分野での活躍が知られていますが、地元での認知度が不足しているという課題がありました。「学生が地元での就職先として選びづらい」「東京や名古屋出身の若者に自社を知ってもらいたい」という思いが、このラッピングバス運行の背景にあります。社員が地域活動や採用現場で「会社を伝える」機会を増やしてきた中で誕生したこのプロジェクトは、単なる広告を超えた地域貢献の一環でもあります。
社員主導の取り組み
このプロジェクトは、社内から公募された12名のチームが中心となって進めています。彼らは企画からデザインまでを主体的に行い、部門を超えた連携を図りました。社員が自らの力で会社の顔を作り出すという新しい広報手法を模索しています。これにより、社内の結束力や当事者意識も醸成されていくのです。
運行概要とデザイン
ラッピングバスは信南交通の中央道高速バスを使用し、走行エリアでは目立つ視認効果が期待されています。利用者層としては学生や若年層が多く、移動中の接触機会を増やすことが狙いです。また、バス停での屋外看板広告も併用し、地域と施設をつなぐ接点を模索しています。
この広告のデザインには、「ヒカリ」が持つ未来への可能性と多様性が込められています。夏目光学の技術を支える社員の姿を通じて、地域社会と未来へつながるストーリーが表現されています。「ヒカリの物語」をテーマにしたこのプロジェクトは、技術だけでなく人間の力で未来が形作られていくというメッセージを発信しています。
社員の感想と期待
プロジェクトを担当した専務取締役は、「自分たちの会社を自分たちで伝えたいという意識が高まっており、その反響は想像以上でした。メンバーが経験を通じて得た知識や成長が、今後のブランディングにつながっていく」と語ります。また、参加した社員もチームワークの重要性を実感し、夏目光学の魅力を再認識する機会と捉えています。
夏目光学株式会社の概要
夏目光学株式会社は1947年に創業以来、高精度光学素子や光学ユニットの研究・製造を行っています。 nanometerレベルの精度を求められる領域で、世界最先端の光学技術を提供し続ける企業です。科学技術の発展に寄与することを使命としている夏目光学の取り組みは、今後の地域社会や産業への大きな影響を与えることでしょう。
詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください。