八海山の新たな逸品「風媒花」がTWSC2015で最高金賞を獲得！

八海山の新たな逸品「風媒花」

八海醸造株式会社が手掛けた本格米焼酎「八海山本格米焼酎オーク樽貯蔵風媒花」が、注目の国際コンペティション「東京ウイスキー＆スピリッツコンペティション2025」で最高金賞に輝きました。このことは、国内外で高い評価を受けている八海醸造のクオリティの象徴とも言えます。

蒸留酒の国際舞台、TWSCとは

TWSCは、2019年に設立された日本初の国際的な蒸留酒コンペティションです。世界のウイスキーやスピリッツの中で、焼酎や泡盛も競われており、焼酎部門は2020年から加わりました。八海醸造は初年度から継続的に参加しており、過去には「八海山本格粕取り焼酎宜有千萬」が3年連続での金賞獲得という偉業を成し遂げており、殿堂入りを果たしています。

「風媒花」の受賞によって、米焼酎という分野でもその実力が再確認されました。

魅惑の味わいと香り

本格米焼酎「風媒花」は、清酒の製造技術を活かし、清酒酵母と黄麹を使用した三段仕込みによって醸造されています。その後、オーク樽でじっくりと熟成されることで、独特の香りと奥深い味わいが実現しました。

製品名の「風媒花」は、風によって受粉する植物を指しており、さりげなくも生命を支えているその姿が、伝統的な酒造りへの情熱と重なります。

豊かな自然環境での熟成

「風媒花」は、新潟県南魚沼市の自然豊かなエリアで静かに熟成されています。この地域は、八海醸造の製造拠点である第二浩和蔵を中心に、酒造りの精神と自然の調和が感じられる場所です。

この焼酎は、「八海山雪室」に設けられた焼酎専用の貯蔵庫で熟成され、外気の影響を受けにくい半地下構造により、年間を通じて安定した温度と湿度が保たれています。冬には積雪があり、周囲の豊かな森や流れる魚野川が、良質な熟成を促す要因となっています。

この地域独自の気候と八海醸造の技術から生まれる米焼酎「風媒花」は、まさに一つの芸術ともいえる存在です。