第22回東美特別展の魅力
2024年10月12日から14日まで、東京美術倶楽部で開催される「第22回東美特別展」は、日本最古のアートフェアとして知られ、このイベントは三年に一度開催されます。
冬の訪れが感じられる季節に、約65店の美術商が集まり、選りすぐりの名品が並びます。展示される作品は、天平彫刻から近現代アートまで、幅広いジャンルを網羅しており、観賞するだけでなく、購入できる貴重な機会でもあります。
圧巻の出品作品たち
特に注目を集めているのは、【甍堂】が出品する唐招提寺の「盧舎那仏光背化仏」や、【思文閣】が用意する松尾芭蕉の句文懐紙など、時代を超えた美の粋を集めた作品たちです。その他にも、白磁丸壺や江戸時代の茶道具、中国明時代の水指など、多彩な古美術品が揃います。
昨年の東美特別展では、普段見ることができないような作品が多く出品され、来場者にとってはまさにアートの宝庫といえるものでした。今回も多くの逸品が披露されることでしょう。
特別イベントに参加しよう
横田美術館を運営する千住博氏によるトークイベントも見逃せません。10月12日(土)の午後3時から、彼が「私と古美術」というテーマで語ります。現代美術の視点から日本の伝統美術の魅力を伝える貴重な時間となることでしょう。
このイベントは無料ですが、定員が70名のため、早めの申し込みをおすすめします。美術愛好者にとっては見逃せない機会ですね。
特別なお茶席でリフレッシュ
会場では、茶室「済美庵」での呈茶席も楽しめます。美術作品を見た後に、静かな空間でお茶を味わう時間は特別な体験です。仏教美術や神道美術をテーマに、美術に浸るだけでなく、心地よいひと時を過ごすことができます。
常盤山文庫名品撰も開催
同時開催される「常盤山文庫名品撰」では、墨蹟や絵画、陶磁器などの名品が11点展示され、こちらも見どころ満載です。特に、古美術に興味のある方にはおすすめの催しとなっています。
最後に
第22回東美特別展は、アート愛好者にとって夢のような3日間になること間違いありません。普段は美術館でしか見られない作品に触れ、実際に手に入れるチャンスをお楽しみください。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。
開催概要
- - 開催日時: 2024年10月12日(土)〜14日(月)
- - 会場: 東京美術倶楽部
- - 入場料: 一般前売り3,000円、当日5,000円、レイトパス2,000円など
詳細は東京美術倶楽部の公式サイトをご覧ください。