進化するIT管理ツール
2025-12-17 16:00:30

名称変更で進化するIT管理ツール『freee IT管理』の新機能とは

名称変更で生まれ変わるIT管理ツール



フリー株式会社(以下、freee)は、2021年から提供していたSaaS/デバイス一元管理ツール「Bundle by freee」を「freee IT管理」に名称変更しました。この変更に伴う機能拡充が、特に企業のIT統制とコスト管理を大きく改善することに期待されています。これまでも多くの企業が利用してきたfreeeのバックオフィス製品群との連携をさらに強化し、必要なダッシュボードを通じて、企業の最新のITニーズに応えられる環境を構築します。

経営を守るための新しいアプローチ



企業のSaaS利用が急増する昨今、単なるアカウント管理や契約の把握だけでは足りないことが多くなっています。多彩なクラウドサービスの利用や外部からのアクセスの増加により、セキュリティリスクや情報漏洩の危険が増大しています。このため、企業はIT統制を強化する必要があります。具体的には、以下の2つの機能強化が挙げられます。

1. シャドーITとITコストの可視化



新たに強化された機能のひとつが、freee提供の様々なプロダクトとの統合です。例えば、「freee会計」「freee固定資産」「freeeカード」との連携が進むことで、情報システム部門では把握しきれない隠れたSaaS利用(いわゆるシャドーIT)を迅速に検知し、さらに各ツールの費用を自動的に集計。これにより、無駄なライセンスの管理やITコストの適正化が実現されます。

2. AIによる自動化機能



もう一つの大きな特徴が新機能「月次SaaS管理レポート」と「AI SaaS管理機能」です。AIが利用状況を分析し、不要なアカウントの課金や権限の不備、未承認ツールの利用といったリスクを特定、毎月自動でレポートを生成します。これにより、情報システム担当者は各ログを個別に確認する必要がなくなり、利用者が少なくても上場企業にふさわしいIT統制を実現可能になります。

効率的な業務環境の提供



「freee IT管理」は、情報システム部門やコーポレートIT部門、総務部のために設計された、SaaS/デバイスの一元管理を実現するツールです。従来のアカウント管理だけでなく、入退社や人事異動に伴うアカウントの発行・削除の自動化も行います。また、デバイスの台帳管理やシャドーITの検知機能も含まれており、人材に依存しない業務環境の整備が可能です。

情報システム部門は企業にとって重要な業務を担っているにも関わらず、日常の業務に追われて新しい提案を行う余裕がないことが多いです。しかし、「freee IT管理」はその業務の自動化を進めることで、本来取り組むべき業務に集中できる環境作りをサポートします。

企業概要



freee株式会社は、東京・品川に本社を構え、「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションを掲げ、統合型経営プラットフォームの提供を行っています。これにより、中小企業が自由に経営できる環境を整え、パートナーや金融機関との連携も強化しています。

詳しい情報は公式サイトで確認できます:freee IT管理

フリー株式会社は、2012年に設立され、今後も進化し続けるSaaS型クラウドサービスとして、企業のIT管理を支え続けています。


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会社情報

会社名
フリー株式会社
住所
東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー 21階
電話番号

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