大井競馬場が世界初の左右両回りコースを導入！

大井競馬場が新たな挑戦に乗り出す

2021年11月19日、大井競馬場で日本初となる左回りレースが開催されます。これにより、大井競馬場は世界で唯一、左右両回りのコースを有する競馬場として注目を集めています。この画期的な取り組みは、ダート競馬が盛んなアメリカのサンタアニタ競馬場との友好交流提携や国際GⅠ格付けの取得に基づいて行われるものです。

左回りレース導入の背景

大井競馬場は現状、右回りのコースしか持っていません。しかし、JRAのダートGⅠ競走やアメリカのGⅠ競走が多く左回りで行われる状況を考慮し、新たなチャレンジとして左回りレースを導入することを決定しました。これにより、競走馬や調教師、ファンにとって新しい体験となることでしょう。

初の左回りレース概要

施行日は令和3年11月19日で、開始時刻は20時50分（予定）です。競技の距離はダート1,650m（左回り）で、出走資格はサラブレッド系B2・B3級特別大井所属馬に限定されています。出走可能頭数は12頭で、最終的な出走頭数は11月16日に発表される予定です。

これにより、大井競馬場は世界中で唯一の左右両回りコースを持つことになり、国際競馬の舞台にさらなる魅力を加えることが期待されます。特設サイトも設置され、左回りレースに関する詳細情報が随時公開される予定ですので、競馬ファンはぜひ注目して欲しいと思います。

競馬界への影響

この左回りレースの導入は、大井競馬場にとっての重要なステップとなるでしょう。国内の競馬界が国際化する中で、他の競馬場との競争力を高め、さらなる訪問者やファンを引き寄せることが見込まれます。また、左回り競走が行われることで、馬の成績や成長にも新たな影響が出てくる可能性があります。

一部の関係者からは、左右両回りのレースが行われることで、馬や騎手のスキル向上につながるという声も上がっています。馬が様々な条件で競走する経験を積むことで、技術を磨く良い機会となることでしょう。