Sansanが渋谷サクラステージに移転、CBREがサポートした新たなオフィス環境

Sansan、新たに渋谷サクラステージに本社移転

Sansan株式会社は、事業拡大のために本社移転を決定し、CBRE（シービーアールイー株式会社）がその移転プロセスをサポートしました。このプロジェクトは、Sansanがさらなる成長を遂げるための重要なステップとなります。移転先には、渋谷区に位置する「渋谷サクラステージ SHIBUYAタワー」が選ばれました。

渋谷サクラステージの移転背景

Sansanは、これまで青山オーバルビルの10フロア（約290坪）で活動していましたが、業務の効率化を図るため、全従業員の強みを集結できる新たなオフィス環境を求めていました。新しいオフィスは約800坪の面積を持ち、28F～32Fの5フロアを占めます。これにより、以前の複数の拠点を集約し、組織の一体感を高めることが期待されています。

CBREの役割

CBREは、長年のネットワークと物件情報を元に、Sansanに最適なオフィスを提案しました。執行役員の田中陽氏は、CBREによるサポートがあったおかげで渋谷駅に直結した便利な場所に新たな本社を構えることができたと評価しています。その結果、2023年7月に大規模な本社移転の方針が決定しました。

企業文化の変革

Sansanでは、リモートワークと対面コミュニケーションを融合させた「オフィスセントリック」な働き方を実践する計画です。新オフィスの環境を最大限活用し、業務効率向上を目指しています。この取り組みは、企業としての競争力を高めるために欠かせない要素です。

未来へ向けた展望

Sansanの新本社「渋谷サクラステージ」は、2024年9月30日の稼働開始を予定し、グランドオープンは同年10月28日です。新オフィスには、約1,899名の従業員が働く予定で、さらなる事業成長を見込んでいます。

小林宏充氏（CBREアドバイザリー＆トランザクションサービスオフィスシニアディレクター）は、Sansanが組織を拡大する中でのオフィス環境の最適化をサポートし続けたいと語っています。