BioJapan 2022
2022-10-05 11:00:01

BioJapan 2022: 再生医療とヘルスケア分野の最新情報と出会いの場

BioJapan 2022: 再生医療とヘルスケアの最前線



2022年10月12日から14日まで、パシフィコ横浜で開催される「BioJapan / 再生医療JAPAN / healthTECH JAPAN」は、再生医療やバイオテクノロジーの最新情報を探る貴重な機会です。一般財団法人バイオインダストリー協会と再生医療イノベーションフォーラム、JTBコミュニケーションデザインが共催するこのイベントでは、約800社と団体が出展し、国内外からの参加者は約13,000名を見込んでいます。これは史上最大規模の開催となります。

多彩な展示内容とセミナーの数々



今年のBioJapanは、3つの展覧会が同時開催されるのが特長です。「BioJapan」はバイオテクノロジーを中心に医薬・創薬からバイオエコノミーまで広範な領域を網羅し、「再生医療JAPAN」は細胞・遺伝子治療に焦点を当て、最後に「healthTECH JAPAN」ではデジタルヘルスの新たな可能性を探ります。これらの展示は、業界の専門家たちが集まり、新しい治療法や製品の開発につながる協業の場となることを目指しています。

今年のテーマは「グローバル」。33か国から約430名の海外参加者が来日し、日本の企業とのビジネスマッチングを図ります。その中でも特に韓国からの参加者が多数おり、Samsung BiologicsやAI支援の新薬開発を行うDR.NOAH BIOTECHなどが注目を集めています。これにより、日本の企業も国際的な競争に参加しやすくなると期待されています。

セミナーで最新の動向を学ぶ



会期中には、多数のセミナーやプレゼンテーションが行われ、医薬品・創薬分野における最新の課題や研究成果が議論されます。特に、「細胞・遺伝子治療の動向と製造プロセス」に関するセミナーは、多くの専門家から注目されており、製造プロセスの重要性が強調されます。昨今、この分野は急速に発展しており、新しい医療物質の開発に向けた技術革新が求められています。

国立がん研究センターのセミナーでは、海外企業との連携の重要性や、日本での臨床開発の障壁を低くするための戦略も議論されます。この取り組みは、いわゆる「ドラッグ・ラグ」を解消するための鍵となるでしょう。

バイオエコノミーとサステナビリティ



近年では、バイオテクノロジーを活用した新素材の開発やバイオエコノミーへのアプローチが注目を集めています。BioJapanでは、これに関連する多くのセミナーや展示が企画され、バイオ由来の製品がどのように持続可能な社会に寄与できるかが探求されます。

特に、アジアで唯一の統合型バイオファウンドリ事業を行うバッカス・バイオイノベーションなどが、革新的なアプローチを紹介します。彼らは、顧客のニーズに合わせた微生物の創製を行い、非石油由来原料の生産にも貢献しています。

参加企業とセミナーの多様性



参加企業も多岐にわたります。アステラス製薬や武田薬品工業などの大手製薬会社からバイオスタートアップまで、様々なプレイヤーが集結し、業界の革新を促進します。今年は約200のセミナーが予定されており、参加者は最新の動向を直接学ぶことができます。

このように、BioJapan 2022は再生医療やヘルスケア分野での新たな出会いや情報交換の場であり、将来の医療のあり方を考える貴重な機会です。業界に興味のある方やビジネス機会を探す方々は、ぜひ足を運んでみてください。

会社情報

会社名
BioJapan 事務局
住所
東京都港区芝3-23-1セレスティン芝三井ビルディング12F
電話番号
03-5657-0758

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