N.Avenue ClubとSARAHの提携
2023年7月、国内最大級のWeb3ビジネスコミュニティであるN.Avenue Clubに、グルメアプリ「SARAH」が新たに参加しました。このコミュニティは、Web3をリサーチし推進するN.Avenue株式会社が立ち上げたもので、ビジネスリーダーや関連業界の専門家が集まる場となっています。
N.Avenue Clubでは、月に一度の「ラウンドテーブル」の開催を通じて、参加者が特定のテーマについて知識を共有し、意見を交わす機会があります。さらに、年に3回行われるイベント「ギャザリング」では、会員企業とスタートアップ、さらには専門家同士が交流を深め、日本のWeb3ビジネスの成長を促進することを目指しています。
SARAHが目指す新たな価値創造
SARAHは、グルメアプリを運営する中でWeb3技術を活用したデータ提供事業に力を入れています。特に、食とヘルスケアに特化したブロックチェーン「ONIGIRI Chain」を活用することで、消費者のプライバシーを保護しながら新たな価値を生み出す可能性を探っています。この技術を通じて、企業やスタートアップとの連携を強化し、Web3技術を用いた新しいビジネス機会の創出を狙っています。
SARAHのコンセプトとは?
SARAHの「おいしい!が増える」というコンセプトは、単なるレストランレビューの枠を超え、食べる人だけでなく、食を創る人にまで価値を提供することを目指しています。このアプローチにより、飲食業界全体をより良くする新たなつながりを生み出すことが期待されています。実際、SARAHのアプリを通じて、ユーザーはメニュー単位で情報を発信し、互いにインスピレーションを与え合っています。詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください(
SARAH公式サイト)。
ONIGIRI Chainの役割
さらに、ONIGIRI Chainは食とヘルスケアに特化したパブリックブロックチェーンで、これにより食と健康に関連するデータの長期保存が可能になります。この技術が実現することで、データの信頼性が向上し、食品業界、ヘルスケア、金融、保険などさまざまな分野での情報活用が進むでしょう。データが保存されることで、料理や食習慣についての理解が深まり、消費者の選択をよりスマートにするサポートが期待されています。詳細情報は公式サイトを参照(
ONIGIRI Chain公式サイト)。
FoodDataBankでのデータ分析
また、SARAHのグループに属するFoodDataBankは、外食や中食の口コミデータを活用したビッグデータ分析を行っています。これにより、消費者の嗜好やトレンドを把握することが容易になり、業界に向けた具体的なマーケティング支援を行っています。特に、食のデータを分析することで、企業の新しい商品企画やマーケティング戦略を加速させる役割を果たしています。詳細については、公式サイト(
FoodDataBank公式サイト)をご覧ください。
まとめ
N.Avenue ClubとSARAHの提携は、Web3技術によるグルメビジネスの新たなステージを告げています。食とヘルスケアの領域でのデータ活用が進む中、今後の展開が非常に楽しみです。ビジネス界の動向を見守りながら、私たちの日常生活にどのように新しい価値がもたらされるのか、注目です。