「ハカルト」進化中!
2025-10-31 13:28:41

最中屋が医療分野へ進出!「ハカルト」業務機能を大幅に強化

最中屋の「ハカルト」が医療分野に対応



株式会社最中屋(本社:京都市中京区)は、タイムスタディアプリ「ハカルト」において、介護分野に加え、医療分野への対応機能を新たに追加したことを発表しました。これにより、医療ソーシャルワーカー(MSW)や病棟看護、訪問看護といった分野でも業務が可視化され、生産性の向上が期待されます。

医療分野の課題とは?



医療現場では、技術の進化と制度の複雑化が進み、MSWや看護師の業務はますます多様になっています。以下のような課題が特に顕在化しており、改善が必要です。

MSW業務に関する問題点


  • - 患者や家族との面談時間が業務全体の1割未満(平均23.4分/日)となっており、専門性が活かせない状況。
  • - 本来行うべき直接支援業務が周辺業務によって圧迫されています。
  • - 業務が多岐にわたるため、専門性を発揮できない要因が不明瞭です。

病棟看護業務の課題


  • - 多重課題により時間管理が困難であり、直接ケア時間と間接業務時間の適切な配分が把握できていません。
  • - 業務効率化のための客観的データも不足しています。

訪問看護における問題点


  • - 2025年問題により在宅医療の需要は急増し、直接ケアと間接業務の時間配分の把握が必要です。
  • - ICT化による効率化の効果を数値で評価する必要があります。

新機能の詳細



新たに追加された「ハカルト」の機能には、以下のような特徴があります。

MSW業務機能


  • - 患者・家族との面談や退院支援、多職種との連携など、MSW特有の業務項目を網羅。
  • - 業務の詳細な時間配分を分析できる機能を搭載しています。
  • - 専門性の発揮度を定量的に評価する指標も提供されます。

病棟看護業務機能


  • - 直接ケア、記録業務、多職種連携などの業務を詳細に分類し、可視化します。
  • - 多重課題にかかる時間を明確に把握できる機能があります。

訪問看護業務機能


  • - 各職員の直接ケア時間、移動時間、記録時間を細かく分析。
  • - また、多職種連携にかかる時間を可視化し、業務の効率化を図ります。

共通機能


  • - 業務時間をリアルタイムで記録し分析する機能。
  • - エビデンスに基づく業務改善の提案を自動で生成します。

今後の展望



最中屋は今回の機能拡張にとどまらず、医療・介護現場でのさらなる業務効率化を目指し、継続的な機能開発に取り組んでいきます。具体的には、医療機関での実証研究を通じて機能改善を行い、地域包括ケアシステム全体の最適化を目指します。

産学連携との取り組み



最中屋は、別府大学や西南女学院大学との産学連携研究を通じて、具体的な機能改善を進めています。これにより、研究成果を日々の業務に反映させ、医療現場のニーズに応えていく方針です。

「ハカルト」の概要



「ハカルト」は業務時間の可視化と分析を行い、データに基づいた業務改善を支援するタイムスタディアプリです。ケア従事者の専門性発揮や労働環境の改善に寄与することを目指しています。

最中屋はその信念のもと、今後も進化し続ける「ハカルト」の提供を通じ、医療・介護現場での円滑な業務運営を支援していくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社 最中屋
住所
京都府京都市中京区壬生桧町6番地STハウス2F
電話番号

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