2024年10月15日、大阪市北区のグランキューブ大阪において、2025年に開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)の「ゲストサービスアテンダント」が初めて顔を揃えるジョイニングセレモニーが行われました。このセレモニーは、万博における来場者へのおもてなしを担うスタッフとしての重要な一歩を示すもので、未来の万博を支える人々の熱意を感じさせるものでした。
この日、約1,000名の内定者が全国から集まり、共に万博を成功させるための誓いを新たにしました。代表者8名が壇上に上がり、辞令書を受け取る姿は、彼らの役割の重さと期待の大きさを物語っていました。代表の言葉として「国内外からの多くの来場者の皆さんにお会いできることを楽しみにしています」と述べ、万博開催に向けた想いを熱く語りました。
サプライズゲストとして、大阪・関西万博の公式キャラクターであるミャクミャクも登場し、協会の旗がゲストサービスアテンダントに引き継がれるフラッグハンドオーバーが行われました。この瞬間は、万博への期待感と共に、ゲストサービスアテンダントの新たなスタートを象徴するものでした。
ゲストサービスアテンダントは、万博会場全体を担当し、案内所や忘れ物センター、迷子・ベビーセンターなど役割は多岐にわたります。来場者が安心してイベントを楽しむための重要な存在となります。このスタッフの募集は2024年4月から6月末に行われ、全国から16,828名の応募があり、競争は28倍を超える高倍率でした。その中から選ばれた約1,000名が今回内定を受けました。
内定者の属性を見ると、年齢は18歳から66歳で、ほとんどが近畿地方に居住しており、多様性を持たせた体制が整っています。また、障がい者や外国人の雇用も行われており、その背景には、万博が多様性を尊重し、国際的な交流を促進するイベントであることが反映されています。
「ゲストサービスアテンダント」としての役割を果たすため、今後は基礎研修や専門研修、現地研修を経て、万博への準備を進めていくとしています。万博開催までの間、内定者たちは連携を深め、来場者に最高のおもてなしを提供するためのスキルを磨くことでしょう。2025年、大阪に訪れる人々に感動を与えるその姿を期待したいです。
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