風景と酒が織りなす秋のひととき!軽井沢サケテラス開催
軽井沢の美しい初秋を背景に、信州の銘酒を楽しめるイベント「軽井沢サケテラス」が、2025年9月9日(火)から10月31日(金)までの期間中、軽井沢星野エリアの「村民食堂」で開催されます。このイベントでは、佐久地域の13の酒蔵から厳選された日本酒が勢ぞろいし、試飲や販売が行われる予定です。さらに地元の旬の食材を活かした特別メニューも楽しめるなど、訪れる人々に日本酒の奥深さを体験してもらおうとしています。
コロナ禍を乗り越えて6年ぶりの再開
「軽井沢サケテラス」は、2019年以来の開催が見送られ、2025年に再開されることになりました。背景には、2024年12月に「伝統的な酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されることがある一方で、地域活性化も重要なテーマとして位置付けられています。長野県は酒造りに適した気候と水資源が豊富で、80の酒蔵が存在する事から「酒造りの宝庫」と称されています。特に佐久地域では、良質な米と水が揃い、特色ある日本酒が造られてきました。
佐久地域の13の酒蔵が集結
「軽井沢サケテラス」では、佐久地域の13の酒蔵が集まり、ひやおろしや秋の酒を提供します。これらの酒蔵では、特にこの時期にのみ楽しむことができる日本酒が多数用意されます。期間中、毎日13:00〜16:00までは試飲も行い、酒蔵の杜氏から直接その蔵元の思いや特徴を聞くことができる貴重な機会です。
秋限定メニュー「信州美味の味わい寄せ」
「軽井沢サケテラス」での特別メニュー、「信州美味の味わい寄せ」は日本酒1合がついて1,790円(税込)。信州サーモンの造りやクリームチーズの味噌漬け、野沢菜漬けなど、信州の名物とともに美酒を楽しむことができます。これにより、信州の秋の味覚と絶品日本酒のマリアージュを体験することができるでしょう。
特別イベント「日本酒ペアリングセミナー」
さらに、9月22日(月)・23日(火・祝)には、日本酒と和食のペアリングを学ぶ特別セミナーも開催されます。このセミナーでは、全国きき酒選手権で日本一に輝いた信州の酒PR大使、由井志織氏が講師を務め、佐久地域の酒蔵の杜氏も参加し、酒造りに関する興味深い話を聞くことができます。料金は6,500円(税込)で、各日定員は20名です。
開幕を祝う「サケテラス前日祭」
そして9月8日(土)には、「サケテラス前日祭」が開催され、信州の酒PR大使・由井氏による鏡開きが行われます。この日は日本酒を楽しむための「信州地酒で乾杯の日」としても意義があります。地酒文化への理解を深め、新たな出会いを楽しめる一日となるでしょう。
参加酒蔵一覧
- - 千曲錦酒造(佐久市)
- - 土屋酒造店(佐久市)
- - 戸塚酒造(佐久市)
- - 橘倉酒造(佐久市)
- - 芙蓉酒造(佐久市)
- - 武重本家酒造(佐久市)
- - 大塚酒造(小諸市)
- - 大澤酒造(佐久市)
- - 黒澤酒造(南佐久郡)
- - 佐久の花酒造(佐久市)
- - 木内醸造(佐久市)
- - 伴野酒造(佐久市)
- - 古屋酒造店(佐久市)
まとめ
今年の「軽井沢サケテラス」は、コロナ禍からの復活を祝う意義深いイベントです。また、古屋酒造店の火災からの復興を支援するための特別な共同醸造酒も用意されており、参加者には心温まる体験が待っています。信州の美酒に囲まれた秋のひとときを、ぜひお楽しみください。