河北医療財団、2025年度の入職式を開催
2025年4月1日、東京・杉並区にある社会医療法人河北医療財団が、創立97周年を迎え、2025年度の新入職員を迎える入職式を行いました。杉並事業部では110名(そのうち新卒者54名)、多摩事業部では18名(新卒者9名)の新しい仲間が加わり、合計で128名の新入職員が集結しました。この式典は、医療業界において新たな一歩を踏み出す彼らのスタートを祝う素晴らしい機会となりました。
入職式当日、新卒者は健康診断を受けた後、理事長である河北博文氏の講話を聞きました。これに続いて、財団の人事制度や規約について詳しい説明が行われ、新入職員は職場での役割を理解するための大切な知識を得ることができました。
研修に臨む新入職員たち
4月2日からは、臨床研修病院としての役割を果たす河北総合病院に所属する初期臨床研修医11名が、看護部の研修や医療機器の取り扱いに関するトレーニングを受けました。さらに医師としての心構えや医療倫理についても学びながら、続く4日間の間、実践的なスキルと知識を身につける努力を重ねました。
河北医療財団は、1948年に最初の研修医を受け入れて以来、77年にわたり自主性と積極性を重んじる教育を実践してきました。教育理念は、「自立した自己として職員が成長することを支援する」「伸びる芽が伸びる教育」というものであり、医療の質を高めるために、ただ知識を教えるのではなく、実行力を持った優れた医師を育てることを目指しています。
新卒採用情報
河北医療財団は、2026年新卒採用やさまざまな経験者の採用を現在も行っています。興味がある方々へは説明会を開催しており、詳細については気軽に問い合わせることができます。今後の医療現場において、次代を担う人材の成長が期待されます。
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河北医療財団の概要
河北医療財団の主な病院は、1928年に東京都杉並区阿佐谷に『河北病院』として開設され、内科や小児科を中心とした医療サービスを提供しています。1948年からは臨床研修病院としての指定を受け、1988年にはさらに進化し地域医療支援病院として承認されました。その後も新たな施設やサービスの開設を経て、2016年には医療法人財団天翁会と合併し、地域医療を強化しています。
理念として掲げるのは、「社会文化を背景とし、地球環境と調和した、よりよい医療への挑戦」です。近い将来には、2025年7月に隣地に移転開院予定の新病院を通じて、さらなる医療の質向上を目指します。
新しい病院では、手術支援ロボットの導入やがん放射線治療の開始を計画しており、救急医療の充実を図ることで地域住民の健康を守り続ける所存です。
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河北医療財団は、医療現場での未来を見据え、次代の医療人材を育成し続けていくことで、さらなる医療サービスの向上に取り組む姿勢を示しています。