東急住宅リースが全拠点で100%再生可能エネルギー化を実現

東急住宅リースが全拠点での100%再生可能エネルギー化を実施

2025年6月、東急住宅リースグループは、全拠点で使用する電力を100%再生可能エネルギーにすることを発表しました。この取り組みは、グループの一員である東急不動産ホールディングスの再生可能エネルギーを活用し、環境負荷の軽減を目指します。

取り組みの背景

東急不動産ホールディングス（運営：代表取締役社長西川弘典）は、脱炭素社会の実現に向けた一環として、再生可能エネルギーの導入を加速させています。本グループの電力を100%再エネ化するという目標は、いわば新たな「環境経営」の具体的な道筋を示すものであり、持続可能な未来への一歩です。特に、再エネ電力供給を行うリエネ社が仲介するトラッキング付FIT非化石証書が重要な役割を果たします。

再エネ化の実績

この取り組みの具体的な実績として、東急住宅リースはグループ3社の本社と全国の拠点を対象に、2024年度の使用電力約132万kWhと、賃貸住宅の共用部電力約25万kWhを合わせた約157万kWhの電力に対し、トラッキング付FIT非化石証書を取得しました。この施策によって、年間で約664トンのCO2排出を削減する効果が見込まれています。

長期的なビジョン

この新たな取り組みは、東急不動産ホールディングスの長期ビジョン「GROUP VISION 2030」と密接に関連しています。このビジョンでは、環境経営とデジタルトランスフォーメーション（DX）を全社的に推進し、持続可能な未来に向けた新たな指針を打ち出しています。特に、2030年に向けて「WE ARE GREEN」というスローガンのもと、環境に優しい社会を志向します。