アーキテクト・ディベロッパーが七十七銀行とサステナビリティローン契約を締結

アーキテクト・ディベロッパーがサステナビリティ・リンク・ローン契約を締結

2025年2月28日、株式会社アーキテクト・ディベロッパーは、株式会社七十七銀行との間で「77サステナビリティ・リンク・ローン」に関する融資契約を締結しました。本契約は、環境に配慮した建物の開発を進めるための資金を確保し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを一層強化するものです。

アーキテクト・ディベロッパーの企業理念と強み

アーキテクト・ディベロッパーは、2008年に設立された不動産開発企業として、アパート開発やプロパティマネジメントを中心に事業を展開しています。企業理念には、「美しい暮らし方を住まいから」というメッセージが込められており、顧客に対して高品質な住空間を提供することを目指しています。特に、賃貸集合住宅に関する多様な機能を一社完結で提供できることが同社の大きな強みです。

環境への取り組み

最近、企業が持続可能性に目を向ける中、アーキテクト・ディベロッパーはESG（環境・社会・ガバナンス）への取り組みを積極的に進めています。具体的には、太陽光発電の導入、カーボンフットプリントの算定、ダイバーシティ＆インクルージョンの推進が挙げられます。これらの活動を通じて、地球環境や社会課題の解決に貢献することを目指しています。

ZEH（ゼロエネルギーハウス）仕様を目指す

さらに、サステナビリティ・リンク・ローンの中で設定されたSPTs（サステナブル・パフォーマンス・ターゲット）では、同社が建設する集合住宅におけるゼロエネルギーハウス（ZEH）仕様の比率を2029年6月期までに90％に引き上げることが求められています。この目標達成は、持続可能な未来の実現に向けた重要なステップとなります。

第三者評価の取得

この新たな融資契約は、サステナビリティ・リンク・ローン原則との整合性およびSPTsの妥当性について、七十七リサーチ＆コンサルティング株式会社から第三者評価を受けていることからも、その信頼性が伺えます。

今後の展望

アーキテクト・ディベロッパーは、この融資を活用して、今後も持続可能な住まいの実現に向けた取り組みを進めていく考えです。「77サステナビリティ・リンク・ローン」を通じて、地球環境や地域社会への寄与を果たし、自らの企業活動を通じた社会的責任を果たしていく決意を示しています。

アーキテクト・ディベロッパーの今後の活動に、引き続き注目が集まります。