TSS開局50周年ドラマ
2025-10-16 18:18:30

広島の記憶を未来へ継承するTSS50周年ドラマの魅力

広島の記憶を未来へ継承するTSSの挑戦



2025年に被爆80年を迎える広島。そんな節目を前に、TSSテレビ新広島は開局50周年を迎え、新たなヒューマンドラマ『“あの日”を知らないあなたへ ~10 YEARS AFTER~(仮)』の制作を発表しました。これは、広島の過去の記憶を次世代に繋ぐことをテーマにした作品であり、視聴者に深い感動を与えることが期待されています。

作品の概要と特徴


このドラマは「過去」「現在」「未来」という三つの時間軸でストーリーが進行します。1975年の復興期から、2025年の被爆80年の節目、そして2035年の新たな時代に入るまでの広島の街と人々の思いが描かれます。

第1章 - 50 YEARS BEFORE(1975)


1975年、広島は復興の真っただ中。喫茶店を経営する母と娘の生活を通じて、彼女たちの心の中に密かに宿っている「“あの日”への想い」が浮かび上がります。この時期の人々は、平和な日常に影を落とす過去の記憶とどう向き合っていたのでしょうか。

第2章 - NOW SQUARE(2025)


2025年、テレビ局で働く主人公は、被爆80年を控え、さまざまな悩みや葛藤を抱えています。彼女は「語り継ぐ意味」を問いかけ、時代の変化に伴う記憶の継承の難しさを描きます。この章では、現在を生きる人々が直面するリアルな問題に焦点を当て、より深いメッセージが伝わります。

第3章 - 10 YEARS AFTER(2035)


2035年、語り部のいない時代が訪れます。子どもたちは、新たな方法で「記憶」を受け継いでいくことになります。この時代には、技術の進化や文化の変遷がどのような影響を与えるのでしょうか。過去の記憶が新しい形で受け継がれていく様子が描かれ、未来への希望を感じさせます。

新たな才能の発掘


このドラマは、TSS開局50周年を記念した特別なプロジェクトとして、才能ある次世代の俳優を発掘するためのオーディションも開催されます。特に、ライブ配信プラットフォーム「SHOWROOM」を利用したオーディションは、全国からの応募を受け付けており、特に盛り上がりが期待されます。2つのカテゴリーが設けられ、本枠は一般応募、新人枠は広島および近隣県の若手を中心にした構成となっています。

公式コメント


TSSのプロジェクト委員長である川上伸一氏は、「広島の記憶を未来へ残すことは、50周年を迎えたTSSにとって大きな使命であり、心に残るドラマを制作したい」とコメントしています。この言葉からも、ドラマ制作に向けた熱意と責任感が伝わります。

放送予定


本ドラマは2026年2月に放送予定で、ゴールデン帯での放送が想定されています。震災の記憶を持つ現代の視聴者に向けて、どのように心に響くメッセージが届けられるのか、今から楽しみです。ドラマはTSSとBSフジの共同制作で、より広い視聴者への届ける形となります。

このドラマが成功を収め、多くの人々に広島の「記憶」が語り継がれることを願っています。

会社情報

会社名
テレビ新広島
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電話番号

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