Williams AVが誇る新製品「Infinium™」
2025年7月、株式会社メディアプラスが国内販売代理店として注目される中、米国ミネソタ州に本社を置くWilliams AV(ウィリアムズ エーブイ)が新たに発表した「Infinium™(インフィニウム)」が話題を集めています。この製品は、補聴支援や音声配信に特化した次世代のリアルタイム音声配信システムです。
Bluetooth® Auracast™技術の活用
Infinium™は最新のBluetooth® Auracast™技術を利用しており、公共施設や商業施設で高音質な音声を同時に配信することが可能です。特に、補聴器や人工内耳、Bluetoothヘッドフォンなど、様々な機器との互換性を持ち、利用者に明瞭な音声を届けることができるため、より多くの人々が恩恵を受けられる設計となっています。
製品の主要な機能
このシステムの特徴は、無限のデバイスに同時配信できるという点です。Auracast™を搭載した補聴器や受信機に簡単に接続でき、利用者一人一人のニーズに応えます。さらに、設置が非常に簡単で、1本のCATケーブルを利用することで電源供給と音声供給が同時に可能です。
また、洗練されたデザインも特筆すべき点で、インテリアにすっと溶け込む低プロファイル設計が施されています。Dante®対応なので、既存のAVネットワークともスムーズに統合でき、柔軟な遠隔管理機能も備えています。必要に応じての貸出し対応も行われるため、専用レシーバーを近日発売予定が非常に便利です。
発売と利用シーン
Infinium™の製品構成は、Dante対応のコントローラーとトランスミッターパッケージ(BA CT1-05)および専用レシーバー(BA R1)で構成されます。発売は2025年7月から順次開始される予定で、多くの利用シーンが想定されており、教育機関や交通機関、公共の場での利用が期待されています。
Williams AVの意気込み
Williams AVのバイスプレジデントであるパー・ペルソン氏は、「Auracast™技術がもたらす新たな可能性にワクワクしています。この技術により、ユーザーは自分のヘッドフォンや補聴器、スマートフォンを使ってシームレスにワイヤレス音声を受け取れるようになります」と話し、今回の新製品に対する期待を寄せています。
このように、Infinium™の導入により、私たちの音声体験は新たな段階へと進化することでしょう。
会社概要
Williams AVは1976年に創業し、補聴支援技術の分野で世界60カ国以上にサービスを提供している企業です。一方、株式会社メディアプラスは2002年に設立され、ビデオ会議システムやAVシステムの販売を専門としています。両社の協力関係により、最新の音声技術が日本市場に登場することになりました。