動画と多言語化提携
2024-05-20 10:00:02
新たなインバウンド戦略!動画とウェブの多言語化サービス提携
インバウンド市場の拡大に対応した新しいサービス
2023年、日本を訪れる外国人観光客の旅行消費が5兆円を超え、多くの観光業者が飛躍的な成長を遂げています。このような状況において、外国人旅行者に自社の魅力を効果的に伝えることが、インバウンド事業者にとっての重要な課題となっています。
しかし、様々な事業者が英語の対応や動画プロモーションに関して次のような問題を抱えています。例えば、言語の壁が高く、特に動画を活用したマーケティングに苦戦していることが挙げられます。加えて、専任のウェブ担当者が不在で定期的な情報更新が難しいと感じる企業も少なくありません。
「こんにちハロー」と「ベーシック」の提携
このような背景を受けて、動画翻訳サービス「こんにちハロー」と、多言語化サービス「LP One for MultiLingual」を提供する株式会社ベーシックが業務提携を結びました。この連携により、外国人観光客や顧客に対するプロモーション活動が大幅に強化されます。
「こんにちハロー」は、最新の動画生成AI技術を駆使し、ユーザーが自らの声で日本語の動画を数多くの言語に翻訳することができるサービスです。このサービスの特長は、翻訳された外国語に合わせた唇の動きや、ナチュラルな発音を実現することです。例えば、ユーザーは自身の思いをそのまま、多種多様な言語で表現できるようになり、具体的なニーズに応じたプロモーションが可能になります。
一方、「LP One for MultiLingual」は、企業が簡単に動画とページを多言語化できるLPサービスです。日本語で撮影された動画をそのまま各国の言語に変換し、ページもAIアシスタントが瞬時に多言語化することで、手間なく効果的な情報発信を実現します。
それぞれの意義
今回の提携は、インバウンド市場の成長に伴い、企業が持つ強みを最大限に引き出し、言語の壁を乗り越えて世界に情報を発信できるチャンスを提供します。株式会社ベーシックの代表、秋山氏は「時代の変化に合わせた情報発信の支援を行い、事業者が固有の価値を発揮できる世界を目指す」と述べています。
また、株式会社こんにちハローのCeoである早見氏は「日本の文化や伝統を、言語の壁を越えて世界に届けることを目指している」と言い、そのためのサポートを約束しました。そして、両社の技術を融合させることで、企業が語る豊かなストーリーを世界に向けて発信する環境を整備します。この流れによって、各事業者は自らのサービスをより多くの外国人にアピールしやすくなるでしょう。
まとめ
今後もインバウンド需要は拡大し続けることが期待されています。これに応じて、企業は自らの強みを最大限に活用し、より効果的なプロモーション戦略を求められています。この新たな連携により、企業は言語の壁を超えて、インバウンド市場での競争優位を築く大きな一歩を踏み出すことができるでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社こんにちハロー
- 住所
- 東京都中央区築地三丁目2番101106号
- 電話番号
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