ラキールが発売した生成AI機能でデータ活用の未来が一新

ラキールが提供する新たな生成AI機能

株式会社ラキールが、企業データの利活用をさらに推進するための新機能「LaKeel AI Discovery（ディスカバリー）」を発表しました。この機能は、データ分析・統合管理プラットフォーム「LaKeel Data Insight」に搭載されており、生成AIを利用して自然な言葉でデータの検索や集計ができる仕組みを提供します。

LaKeel AI Discoveryの基本機能

「LaKeel Data Insight」は、企業内部に散らばる購買データやセンサーデータ、さらには外部に公開されているオープンデータなど、様々なビッグデータを取り込み、データの効果的な利用を支援するプラットフォームです。新機能であるLaKeel AI Discoveryを活用することで、専門的なSQLの知識がないユーザーでも、簡単に必要な情報を取得できるようになります。この利便性により、企業のデータ活用がさらなる促進を受けることでしょう。

専門知識不要

この新機能では、ユーザーが普段使っている自然な言葉で質問をすることが可能となります。データの検索や集計が以前にも増して手軽になり、業務効率の向上が期待できます。アナリストやデータサイエンティストだけでなく、一般の社員も自らの手でデータを活用することができるようになるのです。

多様な出力形式

LaKeel AI Discoveryは検索結果を表形式やグラフ形式でプレビューすることができ、さらに結果をCSVファイルやExcelファイルとして出力することも可能です。これにより、得られたデータを他のツールでも活用しやすくなります。

アクセス制御の実装

企業においてデータにはアクセス権が設定されていることが多いですが、LaKeel AI Discoveryでは、ユーザーがアクセス権限を持ったデータのみが出力される仕組みが導入されています。これにより、セキュリティ面でも安心して利用できるでしょう。

妥当性の確認

生成AIがどのようにデータの回答を生成したのかを確認するための機能も搭載されています。詳細ページ上でそのプロセスを閲覧できるため、結果の妥当性をしっかりと確認することができるのです。

LaKeel Data Insightの魅力

LaKeel Data Insightは、大規模なデータ移行から高度な分析に至るまで万能に対応できるデータ統合プラットフォームであり、企業が持つ様々なデータを統合、加工、カタログ化することで多層的なデータ活用を促進します。このプラットフォームは生成AIを活用したBIツール「LaKeel BI Concierge（コンシェルジュ）」とシームレスに連携し、より高度な分析や将来予測を提供しています。これにより、データに基づく洞察を迅速にユーザーに届けることが可能となり、データドリブンな経営が実現します。

企業としてのラキール

株式会社ラキールは2005年に設立され、2012年から独自のプロダクトブランド「LaKeel」シリーズを展開しています。クラウド型アプリケーション開発に特化したLaKeel DXを中心に、14種類の多様なプロダクトを用意し、企業のデジタルトランスフォーメーション（DX）を支援しています。さらに、2021年には東京証券取引所マザーズ（現グロース）市場に上場し、健康経営優良法人にも2年連続で認定されています。

今後もラキールは、データの標準化やデータウェアハウス、データマートの構築など、生成AIを活用したサービスの機能拡充を進めていく方針です。