アイサンテクノロジーの決算発表
2026年3月期におけるアイサンテクノロジーの第3四半期決算が発表され、同社の成長性が顕著に示されました。本日、同社は約48億円の売上高と約3.2億円の営業利益を明らかにし、前年同期比での増収増益を達成しました。この結果、通期目標である売上高72億円と営業利益6億円の達成も見込み、順調な成長を続けています。
セグメント別の業績
同社の業績は、公共セグメントとモビリティ・DXセグメントに分かれています。まず公共セグメントでは、売上高が約25億円、セグメント利益は約5.3億円という結果で、前年同期を上回る結果となりました。特に、自社開発のソフトウェア「ANISTⓇ」が好調な販売を記録し、ハンディスキャナとの連携提案が利益に大きく寄与しました。
一方、モビリティ・DXセグメントでは、売上高が約22億円、セグメント利益は約5千万円。このセグメントの収益も前年同期比で増加しており、今後もさらなる成長が期待されています。特に、自動運転を見据えた高精度三次元地図の整備や新規顧客の開拓が進んでおり、全国各地でのプロジェクトへの参加も増えています。
株主優待制度の導入
2026年2月12日、取締役会で株主優待制度の導入が決定されました。この優待制度は、株主への感謝の意を表すものであり、株式を長期的に保有するインセンティブを促す狙いがあります。対象は、毎年3月31日時点で100株以上を1年以上保有している株主です。
優待内容は、株式数や保有期間に応じて異なります。たとえば、1,000株以上で3年以上保有している株主には「選べるe-GIFT」5,000円分が贈呈されます。
優待開始と贈呈時期
この株主優待制度は2026年3月末日現在の株主名簿に記載された株主に適用され、贈呈は基準日から3ヵ月以内を目処に行われます。株主の皆様にとっての利益向上の一助となることが期待されます。
今後の情報開示とIR活動
アイサンテクノロジーは、今後も情報開示を適切に行い企業価値向上に努めていく考えです。また、2026年3月13日には名証IRセミナーが大阪で開催され、関西エリアでのIRイベント参加は初となります。これを通じて、投資家へのコミュニケーションを一層強化する方針です。
会社概要
アイサンテクノロジーは、1970年に設立された愛知県名古屋市に本社を構える企業で、公共測量や土木建設業向けにCADシステムの設計と開発を行っており、他にも計測機器の販売や自動運転システムに関する事業にも取り組んでいます。今回は、決算発表を通じて同社の成長を再確認し、そのさらなる飛躍を期待させる内容が盛り込まれていました。