「手話×メイク」で多様性を表現!KISSMEメイク部が原宿外苑中学校のイベントで共生社会を応援
株式会社伊勢半は、6月8日(土)に渋谷区立原宿外苑中学校で開催されたイベント「原リンピック」にて、メイクを通して自己表現を促す「KISSMEメイク部」を実施しました。
3回目となる今回は、中学生が考案した「手話×メイク」をテーマに、メイクの楽しさと手話コミュニケーションの深いつながりを体験できる機会を提供しました。当日は、同校の生徒・保護者・教員の皆さんをはじめ、近隣にお住いの方々など、幅広い年齢・性別の総勢230人以上がKISSMEメイク部に参加しました。
初めてメイクを体験する方も多く、メイクアップした自身の姿に目を輝かせていました。
「手話×メイク」企画の背景
原宿外苑中学校では、イベント開催に先駆け、5月29日(水)に「眉毛ホームルーム」を実施しました。このホームルームを通して、「自己表現や自己肯定も、共生社会を歩む励みになるのでは」という生徒の気づきから、共生をテーマにした原リンピックの企画として「手話×メイク」の体験を企画したいとのアイデアが生まれました。
若年層に向けて、メイクに触れ楽しさを知る機会の創出を目的に活動している「KISSMEメイク部」は、手話でのコミュニケーションや自己表現をサポートするものとしてのメイクが提案できるのではと考え、今回のブース出展に至りました。
手話でコミュニケーションを図る際には、手だけでなく、口の動きや眉、目元なども重要な役割を果たします。これらのパーツを彩ることで、より手話の表現を豊かにするという観点からメイクアイテムが選ばれました。
メイクに触れる機会がまだ少ない中学生だからこそ、プロのメイクアップアーティストと共に、メイクを楽しむ方法やアイテムの使い方を学ぶことで、自身でもメイクを楽しめるようになり、より豊かで前向きに自己表現やコミュニケーションをするきっかけになればと期待されています。
実施内容
イベントでは、以下の内容で「手話×メイク」体験を実施しました。
1. 中学生ボランティアによる、メイクに関する手話の実演
- 来場者は、手話を見る際に、どのパーツに目が行くかを観察しました。
2. 手話コミュニケーションにおけるメイクの必要性を紹介
- 手話でポイントとなるパーツをメイクで彩ることで、表現が豊かになることを紹介しました。
3. メイク体験
- アイメイク・リップメイク・ネイルを中心とした、ポイントメイクに挑戦しました。
4. 参加者同士の手話によるコミュニケーション実践
- お互いのメイクの仕上がりを「かわいい」「きれい」といった手話で伝え合いました。
「原リンピック」とは
「原リンピック」は、原宿外苑中学校の生徒会(原リンピック実行委員会)がゼロから企画・運営した、誰もが参加できる新たな体験型イベントです。「共生社会」をテーマに、パリ2024パラリンピック・東京2025デフリンピックを地域とともに応援する取り組みとして、100名を超えるボランティア生徒が運営に携わりました。
「KISSMEメイク部」とは
伊勢半のコーポレートブランドKISSMEは、「私らしさを、愛せるひとへ。」をブランドメッセージに掲げています。メイクはマナーではなく、”自己表現のツールの一つであり自由なものである”という想いを大切にしています。
2022年からスタートした「KISSMEメイク部」は、メイクに触れ、楽しさを知る機会の創出と、KISSMEの想いを伝える活動です。部活や放課後のような友達との何気ない会話を楽しむような空間を通して、好きなメイクを一緒に見つけ出し、楽しさを知ってもらう場を目指しています。
今後もKISSMEは、”私らしさを、愛せるひとへ。”という想いを伝えていく活動を継続していきます。
伊勢半グループについて
伊勢半は、1825年(文政8年)の創業以来、江戸から続く最後の紅屋として、当時と変わらぬ製法で紅を守り続けてきました。「KISSME」をコーポレートブランドに掲げ、総合化粧品メーカーとして、「ヒロインメイク」や「キスミー フェルム」など幅広い世代に向け、お客様の美に寄り添い続けています。
また、グループ会社「エリザベス」や「マーシュ・フィールド」等、幅広い展開を行っており、来年創業200周年を迎えます。