大学発スタートアップ創出支援事業に参画する大学が決定！未来のイノベーションを育む取り組み

大学発スタートアップ創出支援事業が始動

東京都とReGACY Innovation Group株式会社が協力して実施する「大学発スタートアップ創出支援事業」が、令和6年度に参画する大学を選定しました。このプログラムは、東京都が掲げる「未来を切り拓く10x10x10のイノベーションビジョン」に基づいて、グローバルに活躍するスタートアップの創出を目指しています。特に、東京には多くの知の拠点である大学が集中しており、これらの大学の研究成果やアイデアを事業化するための支援が行われます。

事業概要

この支援事業では、大学が自身の研究成果を活かして新たなビジネスを立ち上げることをサポートします。ReGACYは具体的には、以下のような伴走支援と経費支援を行います。

伴走支援

支援の内容は大きく以下の2つに分けられます：

- 事業化促進型：大学のシーズを利用して新たな事業を創出することを促進するための支援。
- 環境構築型：起業や新事業創出に必要な学内の体制整備や仕組みづくりに対する支援。

採択された大学は、隔週のメンタリングや専門家の紹介、そして必要な事業パートナーの紹介を受けることができます。

支援プログラム

また、ReGACYは採択された大学だけでなく、都内の全大学を対象とした講座やネットワーキングイベントを開催し、大学発スタートアップ創出のための知識やノウハウを提供しています。

経費支援

扶助内容には経費支援も含まれており、原則として大学が立てた計画に必要な経費を広範囲で支援します。令和6年度においては、事業化促進型に最大2,500万円、環境構築型には最大3,150万円の支援が行われ、翌年度にはそれぞれの上限額も増加します。

ReGACY Innovation Groupの役割

ReGACY Innovation Groupは、大学が主体的に起業を進められる環境を整え、事業化に向けた具体的な取り組みを行うためのサポートを展開します。これにより、研究成果が実際のビジネスにつながることを目的としています。

ReGACYについて

2022年に設立されたReGACYは、企業や自治体、教育機関などからのベンチャー創出やオープンイノベーションを支援する専門のサービスを提供しています。経営コンサルタントとベンチャーキャピタルの手法を組み合わせ、探索から事業化・収益化までを効率的に支援し、クライアントに対して総合的なイノベーションサービスを展開しています。