竹紙サーマルロール誕生
2022-09-29 16:00:01

放置竹林問題の解決に繋がる?環境に優しい「竹紙サーマルロール」が誕生

放置竹林問題の解決に貢献する、環境に優しい「竹紙サーマルロール」



近年、生活様式の変化により、竹製品の利用機会は減少の一途をたどっています。その結果、放置された竹林が拡大し、生態系を脅かす問題へと発展しています。

株式会社小林は、この深刻な放置竹林問題の解決に貢献するため、日本産の竹を原材料とした環境に配慮したサーマルロール紙を開発しました。

レシートや食券を通して環境問題への意識を高める



この竹紙サーマルロール紙は、レシートや順番券などの日常的に目にするアイテムとして使用されます。多くの人が手に取る機会が多いことから、環境問題への関心を高めるきっかけとなることが期待されています。

「竹紙×小林」が実現した社会貢献



株式会社小林は、中越パルプ工業株式会社が取り組む竹紙製造に共感し、サーマルロール紙の開発に着手しました。中越パルプ工業株式会社は、放置竹林問題の解決を目指し、竹を原料とした紙の製造に取り組んでいます。

株式会社小林は、中越パルプ工業株式会社の竹紙を活用することで、環境負荷の低減に貢献できるサーマルロール紙の開発に成功しました。

株式会社小林について



1948年創業の株式会社小林は、東京都台東区に本社を置く紙加工販売会社です。レシート用紙、駐車券、切符、整理券、機能紙などの加工販売を行っています。近年では、糊やホッチキスを使わずにテープの面同士がくっつく自着テープも販売しています。

竹紙サーマルロール紙の販売開始



竹紙サーマルロール紙は、2022年12月より販売開始予定です。現在、10月12日~14日に東京ビッグサイトで開催される「TOKYO PACK 2022」にて先行展示され、オンラインショップでの予約受付も開始されています。

まとめ



株式会社小林の竹紙サーマルロール紙は、環境問題への意識を高め、放置竹林問題の解決に貢献する画期的な製品です。今後、より多くの人がこの製品を使用することで、持続可能な社会の実現に繋がることを期待しています。

会社情報

会社名
株式会社 小林
住所
東京都台東区鳥越2丁目10番4号
電話番号
03-5833-5884

トピックス(経済)

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