オゾン除菌脱臭器『エアバスター』が受賞
三友商事株式会社が販売するオゾン除菌脱臭器「エアバスター」が、『ソトコト・ウェルビーイング&リジェネラティブアワード2025』を受賞しました。この賞は、社会や環境への貢献を評価するものであり、「エアバスター」が持つ特異な機能が高く評価されました。
『エアバスター』の特徴
「エアバスター」は、空気の除菌・脱臭を行う装置で、低濃度のオゾンを利用しています。このシステムは薬剤やフィルターを必要としないため、運用が容易で、日常から緊急時まで幅広く使用可能です。また、医療現場でも活用されており、全国の救急車に導入されるなど、信頼性も兼ね備えています。
富士山頂での設置
2025年7月には、標高3,776メートルの富士山頂にある公共トイレに「エアバスター」が新たに設置されました。この過酷な環境でも安定して稼働し、登山者の衛生不安や臭気ストレスを軽減する役割を果たしています。登山中でも安心してトイレを利用できることは、登山体験の質を向上させることに繋がります。
避難所での活用
さらに、2024年の能登半島地震では、石川県内の避難所や仮設住宅で合計224台の「エアバスター」が導入されました。三友商事は自治体と連携し、災害時には優先的に避難所へ移設できる体制を整えています。これにより、避難生活の質を高めることが期待されています。
除菌・脱臭のメカニズム
「エアバスター」は、オゾンの強い酸化力を利用し、ウイルスや菌、カビ、花粉などを効果的に除去します。オゾンは物質に触れた後、酸素に戻るため、人や環境に優しい除菌手段として利用されています。この特性は、特に災害時などの緊急事態において、その真価を発揮します。
環境への配慮
本アワード受賞にあたっては、消耗品を使用せず低エネルギーで運用できる点が特に評価されました。また、通常時と非常時の両方で使用できる即応性は、ユーザーにとって大きなメリットです。大勢の人が利用する空間でも過剰なオゾンにならない制御技術を持つため、多くの場面で安心して使用できます。
今後の展望
三友商事は今後も「エアバスター」を通じて空気の安全を提供し、社会のニーズに応える防災・減災の仕組みを構築し続けるとしています。「特別な時だけでなく、日常の延長線上にある安心」を提供することで、持続可能な社会作りにも貢献していく意向です。
会社概要
- - 会社名: 三友商事株式会社
- - 代表取締役: 大門正義
- - 所在地: 大阪府大阪市中央区船場中央2丁目1番
- - 設立: 1977年3月
- - 事業内容: 健康関連商品、住居関連商品の企画・卸販売
- - HP: 三友商事
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『エアバスター』は、私たちの日常生活や非常時における空気環境を豊かにする製品として、今後のさらなる普及が期待されます。