中小企業向け新ITインフラ「TAYURA Base」シリーズの登場
株式会社プルーブマインドが、中小企業向けの扱いやすいITインフラ「TAYURA Base」シリーズを2025年8月に発売しました。この新しい製品は、GUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)による簡単な操作を実現し、専門的なサーバー知識がなくてもインフラの構築や業務アプリの導入が可能です。これにより、小規模な企業でも効率的にITを活用できるようになります。
TAYURA Baseとは何か?
TAYURA Baseシリーズは、従来の複雑なサーバー管理を一新します。高性能レンタルサーバーを基に、必要なOSS(オープンソースソフトウェア)を事前にインストールした製品群で、ユーザーが簡単に利用できる管理環境を整えています。特に注目すべきは、Cockpitを中心としたGUI管理環境と、セキュリティ対策も施されたUbuntuベースのサーバーです。
具体的な基本構成は次の通りです:
- - CPU: Dual Intel Xeon E5-2683v4(32 Cores / 64 Threads)
- - メモリ: 128GB ECC DDR4
- - ストレージ: 2TB SSD(内1TB SSD バックアップ推奨)
- - OS: Ubuntu
- - 管理GUI: Cockpit
料金体系
初期費用は50,000円(税抜)、月額費用は19,800円(税抜)からとなっており、業務ニーズに合わせた拡張が可能です。従来のオンプレミス環境では、サーバーを購入した際に発生する電気代や空調管理、停電リスクに加えて継続的なコストが発生しましたが、TAYURA Baseはこうした課題を解決します。その結果、中小企業も安心して利用できる環境が整えられています。
Mods(拡張アプリ)の導入
さらにTAYURA Baseでは、業務に応じた「Mods」と呼ばれる拡張アプリを利用できます。契約時に1つのModsを選び、必要に応じて後から追加することも可能です。2025年8月には以下のModsが同時にリリースされます:
- - TAYURA Muse: AIチャット・ナレッジ探索支援
- - TAYURA Vault: ファイル共有・管理
今後のリリース予定には、業務自動化ワークフローを実現する「TAYURA Flow」や、部品・資産管理を行う「TAYURA Asset」などが含まれています。
利用シーンにあった製品の選択
各製品には特定のユーザー層が想定されており、例えば「TAYURA Muse」は企画職や士業の人々に適しており、AIチャットを活用して資料作成の補助が可能です。「TAYURA Vault」は建設業や制作業者向けに、ファイルの権限管理や社内外での共有を容易にします。業務の自動化を考えるなら、「TAYURA Flow」が最適です。
株式会社プルーブマインドについて
株式会社プルーブマインドは、2019年に設立され、東京都千代田区に本社を構えています。同社は業務自動化やAI導入支援、オンプレミス型SaaS構築を行っており、今後も高い技術力を背景に中小企業向けのサービスを充実させていく予定です。
【お問い合わせ先】
広報担当: 株式会社プルーブマインド
E-mail:
[email protected]
「TAYURA Base」シリーズの詳細は、公式ウェブサイト(
TAYURA Baseシリーズ紹介ページ)で確認できます。