PR施策の実態調査
2024-08-14 11:15:34

企業規模によるPR施策の効果と代行会社活用実態を調査

PR施策の実態と代行会社の利用状況



株式会社リンクアンドパートナーズが発表した調査によると、企業の広報担当者が抱える課題に対し、PR施策の効果や代行会社の活用状況が明らかになりました。調査は2024年6月19日から20日にかけて実施され、1,018人のPR担当者から回答を得ました。

PR活動の多様性と代行の存在



調査によると、約80%の企業がPR代行会社を活用していることが分かりました。中小企業やベンチャー企業と上場企業は、それぞれ異なるPR活動を行っており、中小企業はSNS運用やプレスリリース、イベント企画が主流。一方で上場企業はプレスリリースを特に重視していることが明らかになりました。

具体的には、中小企業が自社で行うPRの中でSNS運用が47.9%、プレスリリースが47.4%、イベント企画が40.7%を占めていました。上場企業ではプレスリリースが67.2%、SNS運用が50.3%、イベント企画が39.3%と、プレスリリースの利用が一層際立っていました。

PR代行の内容と成果



PR代行会社に依頼する内容は、まずプレスリリースが多くを占め、中小企業では38.6%、上場企業では46.5%がその内容に挙げられています。SNS運用とイベント企画も両企業で重要な位置を占めており、特に中小企業ではイベント関連に効果を感じている場合が多いようです。

また、「外注して最も効果を感じたPR活動」としては、中小企業がイベント企画や運営、上場企業がプレスリリースを選んでおり、この結果は企業規模によるPR活動の効果に差があることを示しています。

PR代行のメリットとデメリット



PR代行会社の利用によるメリットとしては、「費用対効果が大きかった」と回答した人が27.2%に達し、続いて「ブランドの認知度が向上した(25.6%)」や「効率的にPR活動ができた(24.5%)」と続きました。これに対し、デメリットは「費用が高い(33.7%)」といった回答が目立つことから、コスト面での懸念が浮かび上がります。

また、多くの担当者はPR代行を利用してから効果を実感するまでに1ヶ月から半年程度かかると考えており、そのためのコストをいかに抑えられるかがポイントとなります。

依頼時の重要ポイント



PR代行を依頼する際に重要視するポイントについては、クオリティが46.2%、次いで費用が44.5%、経験値・実績が37.0%という順序で上がり、クオリティが最も高く評価されています。企業がPR活動において代行会社を選ぶ際には、単にコストだけでなく、実績や質に注目すべきだということが分かります。

結論



今回の調査を通じて、企業のPR戦略においてはSNS運用とプレスリリースが重要視され、特に上場企業でのプレスリリースの活用が顕著に見受けられました。PR代行会社の利用も一般的になって来ており、特に費用対効果の観点からその必要性が高まっています。

最終的に、PR活動に悩む企業は自社のニーズに合った代行サービスを利用することで、効果的なPR施策を実現できるでしょう。今後、広報課題を抱えている企業は、PR代行会社の選定を通じて新たな視点を持ち、効果的な自社のブランディング戦略に挑戦していくことをお勧めします。


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