高校生の独創研究が賞を受賞!刺身の構造色に迫る科学の探索
artience株式会社は、2025年に行われる「自由すぎる研究®EXPO」において、東京学芸大学附属高等学校の生徒、加藤豪さんの作品を「アート×サイエンスで感性に響くで賞」として表彰しました。この賞は、五感を刺激する創造性とサイエンスの融合を評価するものです。
加藤さんの研究テーマは、「魚の刺身はなぜ光る?~刺身の表面に見られる構造色の探索的研究~」。刺身の表面にある美しい光の現象を科学的に探求し、実際の食材を通じて扱った点が注目されました。刺身の断面に見られる構造色がどのように形成され、またその背後にあるメカニズムを解明することは、食文化や自然界の美しさへの新たな理解をもたらします。
この研究発表は、単にアイデアを提唱するだけでなく、しっかりとした実験と検証プロセスを通じて裏打ちされています。加藤さんは、仮説を立て、PDCAをしっかりと回すことで実験の精度を高め、観察結果から新しい考察を引き出しました。また、多角的に発色の仕組みを探る姿勢は、まさに科学的アプローチの良い実例です。
artience株式会社も参加者として思うのは、次世代の研究者たちがこうした独創的な発想で環境問題や社会の様々な課題に向き合う姿勢に強いインスピレーションを感じるということです。加藤さんの研究は、私たちが日常的に目にするものの中に潜在する美しさや科学の神秘を再発見させてくれるものです。
「自由すぎる研究®EXPO」は、全国の中高生に探究の成果を発表する機会を提供するコンテストであり、その活動を通じて次世代の創造的なアイデアと熱意を育む場でもあります。このような活動にartienceが関わることは、