北海道大とビズリーチ連携
2024-10-01 18:46:53

北海道大学がビズリーチ・キャンパス導入でOB/OG訪問をデジタル化

北海道大学がビズリーチ・キャンパスを導入



北海道大学が、株式会社ビズリーチと提携し、公認OB/OG訪問サービス「ビズリーチ・キャンパス」を導入しました。この新しいプラットフォームは、リモート環境でのOB/OG訪問を可能にし、学生に多様なキャリアの選択肢を提供しようとしています。

OB/OG訪問の重要性



北海道大学は、修士や博士課程の学生を多数輩出しており、特に道外での就職率が高いことが特徴です。実際、2023年度の卒業生の69%が道外で勤務しています。こうした背景から、OB/OG訪問は、学生が実際の働き方を理解する上で不可欠な機会となっていました。しかし、従来の名簿管理方式では、情報が限られ、地理的な制約もあってアクセスが難しい状況でした。

デジタル化による利便性の向上



今回導入された「ビズリーチ・キャンパス」は、OB/OG訪問のデジタル化を実現し、オンライン上での訪問依頼から実施までが一元管理できるようになります。これにより、学生はいつでもどこでもOB/OGと接触する機会が得られ、地域による情報格差を減少させることが期待されています。また、OB/OGの情報はリアルタイムで更新されるため、最新の状況に基づいた訪問ができる点も大きなメリットです。

キャリア支援の強化



北海道大学のキャリアセンターは、OB/OG訪問のデジタル化に伴い、学生のキャリア支援体制をさらに強化する方針です。これまで紙媒体での管理が主流でしたが、今後はオンラインプラットフォームを通じて、学位やキャリアに応じた情報を効率的に提供します。このことで学生は、専門分野に近い企業やOB/OGに容易にアクセスでき、多様なキャリアパスを知る機会を増やすことが可能となります。

教授や専門家の声



亀野淳キャリアセンター長は、ビズリーチ・キャンパスの導入が地域にとらわれない多様なキャリアを学ぶ機会を提供し、入社後のミスマッチを防ぐ助けになると期待を寄せています。一方、ビズリーチの藤田事業部長も、修士・博士の学生が専門性を社会でどう活かせるかを具体的に知る機会を最大化する意義を強調しました。

社会的な意義と未来展望



この取り組みは、学生が自分の専門性をどのように社会で活かし、どのようなキャリアを描くかを考察する上での支援となります。特に、道外での就職活動が難しい学生にとって、手軽に関係構築ができるオンラインプラットフォームは非常に重要です。今後は、ビズリーチ・キャンパスのデータを活用し、さらなるキャリア教育の充実が図られる予定です。

北海道大学におけるこの新しい取り組みが、学生たちのキャリアにとってどれほどの影響をもたらすのか、今後の展開が非常に楽しみです。


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会社情報

会社名
株式会社ビズリーチ
住所
東京都渋谷区渋谷2-15-1渋谷クロスタワー12F
電話番号

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