補助金で導入費用ほぼ0円の車内置き去り防止装置とは

近年、保育園や学校の送迎バスでの園児置き去り事件が注目されています。これを受けて、車内の置き去り防止機能を搭載した安全装置が話題となっています。この装置は、補助金を活用することでほぼ0円で導入できる魅力があります。特に茨城県や千葉県を対象にしたこのシステムは、操作も簡単で非常に効果的です。

装置の特長

この車内置き去り防止装置の最大の特長は、エンジン停止時にメロディーが流れ、職員に降車確認を促す点です。運転手がエンジンを切ると、車内に自動的に音楽が再生され、最後部に設置されたボタンを職員が押すまでは音楽が止まりません。この仕組みにより、職員は必ずバスの最後部まで確認に行くことになり、全座席の確認が行われます。

もし運転手が降車する際にボタンを押さなければ、8分のカウントが始まり、ホーンが断続的に鳴って周囲に警告を発します。このシステムによって、意図せず置き去りにされることを防ぎます。

自動検知機能

装置のもう一つの重要機能は、置き去り監視機能です。万が一園児が車内に置き去りにされた場合、設置されたマットを踏むことで、ホーンが鳴り周囲に異常を知らせます。このホーンは10秒間短い断続音を発し、その後、SOSのモールス信号へと変わります。また、オプションで設置可能なSOSボタンを使えば、直接周囲に助けを求めることもできます。

この監視機能は、後部ボタンを押してメロディーが停止した後、3分またはエンジン停止後、8分経過することで作動します。エンジンが始動している間は、置き去り監視機能はオフになり、園児の乗降時に誤作動することはありません。

点検機能と履歴記録

さらに、装置の信頼性を確保するために、点検機能が搭載されています。園児を乗せる前に、この点検を行うことで異常を早期に発見し、安全性を確保します。また、装置内部には、置き去り検知や故障検知、点検内容の履歴が日時とともに記録されます。万が一の事故発生時には、その状況や点検状況が確認できるため、大変心強い機能です。

対応可能エリアと導入コスト

この装置は、茨城県の神栖市、鹿嶋市、潮来市、稲敷市、また千葉県の銚子市、旭市、香取郡や香取市に対応しています。

導入に関しては、どのタイプの装置を選ぶかや、オプションの選定によって価格は変動しますが、補助金の範囲内で収まるコスト感となっています。具体的な見積もりや質問がある方は、株式会社磯野電機の公式サイトまでお気軽にお問い合わせください。

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