オホーツク地域の美しい自然と環境保護の取り組み
北海道の北東部に位置するオホーツク地域は、豊かな自然景観と世界遺産知床を有し、その魅力の一部は「流氷」を楽しめるオホーツク海にあります。しかし、近年は流氷が見られる期間が年々減少しており、地域の環境保護が急務とされています。
この現状を受けて、北海道オホーツク総合振興局は「オホーツク流氷トラスト応援団」を発足しました。この団体は、産業、官公庁、学術、住民が連携し、流氷を守るためのさまざまな取り組みを行っています。その一環として、脱炭素社会の実現を目指す活動が進められています。
mymizu自治体アライアンスについて
オホーツク地域でも進められているのが、一般社団法人Social Innovation Japanが主催する「mymizu自治体アライアンス」です。このイニシアチブは、給水スポットを増やすことで使い捨てプラスチックのごみ削減とCO2排出の削減を強化することを目的としています。すでに全国で7つの自治体が参画しており、環境省の後援を受けています。
このアライアンスにより、地域住民や観光客はマイボトルを持参し、各所に設けられた給水スポットで水を補給することができるようになります。これによって、ペットボトルの消費を減らし、環境に優しい行動につなげることができます。
オホーツク知床mymizuプロジェクト
特に注目すべきなのが「オホーツク知床mymizuプロジェクト」です。このプロジェクトでは、無料給水アプリ「mymizu」を活用し、モニター50名が約半年間にわたり給水の活動を行います。その結果として、ペットボトルの削減量やCO2削減量をモニタリングし、具体的な効果を検証します。
また、このプロジェクトでは地域内の観光客にもアプローチし、ペットボトルを削減するための行動変容を促す取り組みも行われる予定です。観光客は、オホーツク地域の美しい自然を楽しみながら、持参したマイボトルを使うことで環境保護に貢献することができます。
旅行の際はマイボトルを持参しよう!
これからの旅行の際、ぜひマイボトルを持参してオホーツク地域を訪れてみてください。地元の人々が協力して進めている持続可能な観光と環境保護への取り組みは、私たち一人一人にも影響を与えていくのです。さらに、今後は給水スポットの拡充も進められる予定ですので、訪れるたびに便利になります。
ページを通じて、オホーツク地域の流氷や自然の美しさを守るための取り組みに参加し、地域のサステナビリティを応援しましょう。詳細な情報は、
オホーツク流氷トラスト応援団の公式ページでご確認ください。