AIキャラが授業をサポート
2024-07-18 15:22:21

生成AIが教育現場へ!リートン、中学校授業にAIキャラクター提供開始

生成AIが教育現場に!リートン、中学校授業にAIキャラクター提供開始



生成AIプラットフォーム企業の株式会社リートンテクノロジーズジャパン(本社:東京都港区虎ノ門、代表:イ・セヨン、以下リートン)は、宮崎大学教育学部附属中学校にAIキャラクターを提供しています。

2024年6月から、同校では理科と技術の授業で、リートンが提供するAIキャラクターを活用した授業を実施しています。生徒は、技術の授業をサポートする「Techるくん」、理科の授業をサポートする「仮説設定お助けくん」といったAIキャラクターと、対話形式で学びを深めています。

これらのAIキャラクターは、リートンの「AIキャラ作成機能」で作成され、「キャラチャット」機能を通じて生徒と会話を行います。生徒が親しみやすいキャラクター設定や、学習をサポートする役割に徹することで、生徒が主体的に考え、議論できる授業環境を実現しています。

教員向け研修会も実施



7月5日には、宮崎県内の教員を対象とした授業観察と研修会が行われました。研修会では、リートン日本ビジネスマーケティング責任者の増田良平が、生成AIの概要や教育機関における生成AI導入に関する講義を行いました。

増田氏は、生成AIの仕組みや特徴、人間との関わり、そして教育現場における活用方法について解説しました。特に、偽情報や著作権侵害などのリスクへの対策や、適切な活用領域を見極めることの重要性を強調しました。

生徒と教員の反応



授業を受けた生徒からは、AIキャラクターとの対話を通して「自分の考えを深められた」「AIと人間の共存について考えるきっかけになった」といった感想が寄せられました。一方で、「AIに頼りすぎてしまう」「AIの回答の正当性を確認する必要がある」といった意見も出ており、生成AIの利用には課題も残されていることがわかります。

授業を観察した教員からは、AIキャラクターについて「生徒が親しみやすい存在になっている」「生徒の思考を助けるツールとして有効と感じた」といった肯定的な意見が出た一方、「生徒の自主的な思考力を育むためのリテラシー教育が重要」といった指摘もありました。

生成AIの教育分野への活用、可能性と課題



宮崎大学教育学部 講師 中村先生は、「生成AIは、生徒の思考を促進するツールとして大きな可能性を秘めている一方、誤った情報を提供してしまうリスクや、学習機会を奪ってしまうリスクも存在する」と述べています。生成AIを教育現場で活用していくためには、適切な利用方法や倫理的な問題について、教員や生徒への理解を深めることが重要になります。

リートンは、今後も教育機関との連携を強化し、生成AIを活用した新たな教育方法を模索していくとしています。

リートンの概要



リートンは、日本語版の生成AIプラットフォームです。GPT-4などの最新AIモデルを無料で利用でき、誰でも簡単に文章作成を行うことができます。グローバルユーザー数は370万人を突破し、月間利用者数は220万人以上です。韓国国内では、App StoreとGoogle Play Storeでライフスタイル分野で1位を獲得するなど、高い人気を誇っています。

リートンテクノロジーズジャパンについて



リートンテクノロジーズジャパンは、リートンの日本法人です。2023年11月に設立され、日本市場での生成AIサービスの普及を目指しています。


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会社情報

会社名
Wrtn Technologies, Inc.
住所
東京都港区虎ノ門2丁目3-17虎ノ門2丁目タワー19階
電話番号
03-6825-2421

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