劇団演奏舞台『息子』上演
2024-07-02 17:21:33

劇団演奏舞台が小山内薫の名作『息子』を上演!バンド生演奏で臨場感あふれる舞台空間を創出

劇団演奏舞台が小山内薫の名作『息子』を上演!バンド生演奏で臨場感あふれる舞台空間を創出



2024年8月3日(土)から4日(日)にかけて、劇団演奏舞台は、新劇の父・小山内薫の名作戯曲『息子』を上演する。場所は、演奏舞台アトリエ/九段下GEKIBA。

『息子』は、1923年に初演された小山内薫の代表作品。近代劇と歌舞伎の両方のエッセンスを持ち、現在も歌舞伎で頻繁に上演されるほど、その魅力は色褪せない。

劇団演奏舞台は、舞台に生演奏のバンドを導入し、音楽と演劇を融合させた独特のスタイルで知られる。バンドによる生演奏が、舞台に圧倒的な臨場感を生み出し、観客を物語の世界へと引き込む。

# 江戸時代の雪深い番小屋が舞台



舞台は、江戸時代末期、雪が降りしきる江戸の入口にある粗末な番小屋。火の番をする老人が一人、静かに時を過ごしている。そこに、捕吏が現れ、老人に面白くない冗談を言い残して去っていく。

その後、老人の前に現れたのは、おふくろを探しに来たという若い男。老人は男の身の上話を聞く。男は上方から来たという。老人は、自分にも上方へ行った息子がいると語り始める…。

# 劇団演奏舞台とは



劇団演奏舞台は、1973年に劇作家・三好十郎主宰「戯曲座」系列の「劇団炎座」に所属していた久保田猛を中心に結成された。旗揚げ公演から舞台に生演奏のバンドを導入し、当時としては珍しいスタイルの演劇を展開してきた。

2007年には浅井星太郎が劇団代表を引き継ぎ、2011年には、稽古場だった場所を常打ち小屋「演奏舞台アトリエ・九段下GEKIBA」へと改装。稽古期間から徹底的に作り込むスタイルで、外部の劇場では成し得ない臨場感の創出を目指し、演者、音楽、照明、空間、観客を含めた舞台全体のさらなる融合に取り組んでいる。

# 『息子』公演概要



公演期間: 2024年8月3日(土)~2024年8月4日(日)
会場: 演奏舞台アトリエ/九段下GEKIBA(東京都千代田区九段北1丁目10-2)

出演:
鈴木浩二、森田隆義、浅井星太郎

スタッフ:
池田純美、浅井星太郎、THE★演奏部隊、Starlight.sound、劇団演奏舞台/制作部

公演スケジュール:
8月3日(土)14:00/18:00
8月4日(日)14:00
※開場は開演の30分前
※上演時間は1時間程度(途中休憩なし)

チケット料金:
【前売券】一般:3,000円、学生:2,000円(要学生証提示)
【当日券】全席自由:3,500円(税込)

# バンドの生演奏と俳優陣の熱演で紡ぎ出す、忘れられない舞台体験



劇団演奏舞台の『息子』は、バンドの生演奏と俳優陣の熱演が織りなす、忘れられない舞台体験を提供してくれるだろう。小山内薫の名作戯曲を、現代に蘇る臨場感で体感しよう。


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