ジョグジャカルタで『スポGOMI』が盛況のうちに開催
2025年8月24日、インドネシアのジョグジャカルタ特別州アルンアルンキドゥルで、地域社会の環境美化を目的とした「スポGOMI」が開催されました。このイベントは、イオンディライトグループの現地法人であるPT Sinar Jernih Sarana(SJS)が、丸紅インドネシアやPT. Khazanah Hijau Indonesia(Rekosistem)と共催しています。王族のGKRベンドーロ殿下が開会式で「健康づくりと環境美化を両立できるこの活動を地域のライフスタイルとして定着させましょう」と語り、この活動への期待を寄せました。
環境問題への取り組み
ジョグジャカルタでは、近年観光客の急増に伴いごみの量が増加しており、生活ごみの回収や処理が十分に行われていない状況が続いています。そのため、今回のスポGOMI大会では、参加者たちから「分別の重要性を学べた」や「地域のごみ箱をもっと増やし、回収頻度を改善してほしい」といった意見が寄せられ、環境問題に対する意識を高める良い機会となりました。
大会の詳細
この大会には、学生25チームを含む51チーム、合計153名の参加者が集まりました。参加者たちは、約1時間の制限時間内に計272kgのごみを回収し、そのうち193kgは再生可能なプラスチックとしてリサイクルされる予定です。ごみの内訳は、プラスチック89kg、段ボールや紙類22kg、缶やビン類23kg、ガラス59kg、その他79kgとなっており、地域の環境美化に大きく貢献しました。
スポGOMIとは
「スポGOMI」は、社会貢献活動への参加意識を高めることを目的に、チームで制限時間内にごみを拾ってその量や種類で競うスポーツです。この活動は、一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブが推進しており、国内外で広がりを見せています。今回のイベントは、観光促進を目的とした「ジョグジャカルタ健康文化フェスティバル(JWCF)」の主要なイベントとしても注目されています。
未来に向けた取り組み
イオンディライトグループは、今後も「スポGOMI」をはじめとした地域社会との共生や持続可能な社会の実現に向けた活動を継続し、さらなる社会課題の解決を目指します。これからも多くの人々が環境問題に意識を向け、自らの行動を改善することで、より良い地域社会の形成に貢献することを期待してやみません。