高崎線に新しい学びの場が誕生
2024年12月、群馬県の高崎線沿線に新たな学びの場「高崎線リカレントスクール」が登場します。このプロジェクトは、JR東日本スタートアップ株式会社と合同会社本庄デパートメントが協力し、地域の空き家や駅ナカ、街ナカを活用して新しい知識やスキルを学べる場を提供するものです。
「高崎線リカレントスクール」の概要
この学校では、必修ゼミと選択授業を組み合わせたプログラムが用意されており、受講生は地域を学ぶワークショップや様々なスペシャリストによる授業を受けることができます。また、講座の最後には受講生のビジネスプランを発表するマーケット形式のイベントも開催され、高崎線沿線の4駅内外で実践の場が提供されます。
- - 開催期間: 2024年12月7日(土)〜2025年3月23日(日)
- - 場所: 熊谷駅、籠原駅、本庄駅、高崎駅
- - 対象: 高校生以上(16歳〜)
- - 受講料: 学生55,000円、一般82,500円、ペア参加143,000円(全て税込)
- - 募集期間: 2024年11月7日(木)〜11月26日(火)
受講生は、限られた枠の中で選考により決定されるため、早めの申し込みが推奨されます。
背景と目的
高崎線沿線では乗車人員や人口が減少し、空き家が増加しています。この状況に対抗するため、合同会社本庄デパートメントは地域の空き家をリノベーションし、カフェや古着屋などの拠点を開設してきました。こうした取り組みのノウハウを基に、リカレントスクールを開設することで新たな活動を促進し、地域コミュニティの形成を目指します。
本スクールを通じて新しい活動を始める人々が増えることで、地域内に新たなビジネスやアイデアが生まれ、地域の活性化につながることを期待しています。
JR東日本スタートアッププログラム
この新たな試みは、JR東日本スタートアッププログラムの一環です。このプログラムでは、様々な企業や個人からの革新的なビジネス・サービス提案を受け付け、実現を図っています。
2017年度にスタートして以来、128件の提案が採択され、鉄道事業やITなど多様な分野での実証実験が行われています。同プログラムは、内閣府主催のオープンイノベーション大賞で受賞歴を持つなど、評価が高まっています。
まとめ
高崎線リカレントスクールの実証実験は、今後の地域活性化の重要な一歩となるでしょう。新たな知識やスキルを身に付けたい方、地域でのビジネスを考えている方にとって、この取り組みが貴重な機会となることを期待しています。興味のある方は、ぜひ参加申し込みをしてみてください。
詳細や申し込みは、
こちら。