freee、LGBTQ+への積極的な取り組みでPRIDE指標2024ゴールドとレインボー認定をW受賞
クラウド会計ソフトで知られるfreee株式会社が、性的マイノリティへの配慮と支援を評価する「PRIDE指標2024」において、ゴールドランクを獲得しました。さらに、他社との連携による社会貢献活動も高く評価され、「レインボー認定」も同時に受賞するという快挙を達成しました。
この快挙は、freeeが長年にわたって推進してきたLGBTQ+を含むダイバーシティ&インクルージョン(D&I)への取り組みの成果と言えるでしょう。2018年には「ダイバーシティ推進室」を設置。その後、「DEI(Diversity, Equity & Inclusion)」専任部署も立ち上げ、全社研修や入社研修、社内コミュニティの強化など、多角的な活動を展開してきました。
具体的な取り組み例
全社研修・入社研修の実施: LGBTQ+に関する理解を深めるための研修を全社員対象に実施。
社内コミュニティ・相談窓口の強化: 性的マイノリティの従業員が安心して相談できる窓口を設置し、サポート体制を強化。
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セミナー・イベント開催: freee単独だけでなく、他社との連携によるセミナーやイベントを開催し、社会全体への啓発活動に積極的に取り組んでいます。
これらの活動は、単に社内環境の改善にとどまりません。freeeは、自社の取り組みを積極的に他社と共有することで、社会全体のLGBTQ+への理解促進にも貢献しています。その姿勢が「レインボー認定」という形で評価されたと言えるでしょう。
レインボー認定とは?
「レインボー認定」は、LGBTQ+が働きやすい職場・社会づくりの実現に向け、企業単独の取り組みを超えた、国や自治体、NPOなどとのセクターを超えた協働を推進する企業・団体を評価する指標です。freeeが、他社との連携を重視し、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる点が評価されたと言えるでしょう。
PRIDE指標とは?
「PRIDE指標」は、一般社団法人work with Prideが策定した、LGBTQ+が働きやすい職場づくりに取り組む企業・団体を評価する指標です。Policy(行動宣言)、Representation(当事者コミュニティ)、Inspiration(啓発活動)、Development(人事制度・プログラム)、Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)の5つの指標から構成され、freeeはこれらの指標において高い評価を得て、ゴールドランクを獲得しました。
freeeの今後の展望
freeeは、今回の受賞を励みとして、今後も多様な人材が自分らしく活躍できる職場環境づくりに積極的に取り組むと表明しています。組織の拡大に伴い、一人ひとりが能力を最大限に発揮できるよう、更なる環境整備に力を入れていく姿勢を示しています。
freeeの取り組みは、企業におけるLGBTQ+への対応の模範事例として、他の企業にとっても参考となるでしょう。今後もfreeeの動向に注目が集まることは間違いありません。