沼津駅南口に新たな賑わい拠点「NUMAZU JAMS」が誕生!
静岡県沼津市では、2026年秋のオープンを目指して、南口に新しい拠点「NUMAZU JAMS」が建設されることが決まりました。このプロジェクトは、株式会社フィル・カンパニーやUR都市機構と地域社会が手を組んで推進する官民連携事業です。
プロジェクトの背景
「NUMAZU JAMS」は、古くから地域の中心として賑わった沼津駅南口の百貨店跡地に新たに生まれる施設です。この事業では、地域の活性化と居心地の良い空間作りを目指しており、「誰もが訪れやすく、自由にくつろげる場所」をテーマにした設計が含まれています。2025年6月には、沼津市、UR都市機構、そしてフィル・カンパニーの間で「沼津駅周辺のまちづくりに関する協定」が締結され、本格的な取り組みがスタートしました。
「NUMAZU JAMS」の魅力
新しい拠点名「NUMAZU JAMS」は、「Jam Session」に由来しており、即興的で自由な創造性を表現しています。このコンセプトは、多様な人々が集まり、地域の賑わいを共に創出することを目指すもので、施設全体が「湊」というテーマと絡んでいます。例えば、地元のアーティストによるパフォーマンスや、地域のイベントが開催され、来訪者が共に楽しめる場となるでしょう。
建設予定の施設では、商業エリア、カフェ、コミュニティスペースなど、多様な利用が最初から考えられています。これにより、訪れた人々がゆったりとくつろぎ、交流できる雰囲気が生まれることでしょう。
プロジェクトの進行状況
2025年11月27日に行われた発表会では、関係者が一堂に集まり、整備のイメージやコンセプトを共有しました。UR都市機構の竹内氏、沼津市長の賴重氏、フィル・カンパニーの代表である外山氏などが登壇し、期待感が高まる瞬間となりました。また、このプロジェクトには加和太建設株式会社や株式会社ブルースタジオなど、地域に根差した企業も関与しており、多様性のある建設・運営体制が築かれています。
今後の展望
フィル・カンパニーは、土地活用の豊富な経験を活かし、今後も地域と密接に連携し、持続可能な開発を推進していく方針です。導入予定の空中店舗やガレージ併設住宅など、これまでの成功事例をもとに、地域課題の解決に寄与することを目指しています。PPP(Public Private Partnership)モデルを活用し、地域のニーズに応じた新しいプロジェクトが続々と展開されることに期待が寄せられています。
沼津の人々が集い交流する場所、「NUMAZU JAMS」は、未来の地域活動の中心となるはずです。私たちは、ここから新しい賑わいと文化が広まっていくことを楽しみにしています。