つけ麺生誕70周年記念！お茶の水で伝説の復刻版もりそばが登場

つけ麺生誕70周年記念 "復刻版もりそば"の魅力

1955年に誕生し、今や日本のラーメン文化において欠かせない存在となったつけ麺。特にそのルーツである「特製もりそば」は、ラーメンの神様と称される山岸一雄が考案したことで知られています。そして2025年、つけ麺誕生70周年を記念し、お茶の水の大勝軒にてこの伝説のメニューが復刻されます。

歴史を振り返る

大勝軒が初めてつけ麺をメニューに載せたのは1955年。山岸一雄が厨房で試行錯誤を重ね、完成させた「特製もりそば」は瞬く間に人気を博しました。この一杯は、シンプルながらも奥深い味わいで、多くのファンを魅了し続けています。70年の間に、つけ麺は日本各地に広がり、個々のラーメン店がそれぞれのスタイルを打ち出すようになりましたが、大勝軒の名前は今なお、多くの人々に感動を与えています。

復刻版もりそばの概要

復刻版もりそばは、2025年4月1日から15日までの期間限定で提供されます。この特別なメニューは、当時のレシピを忠実に再現したもので、山岸一雄の弟子である田内川真介が味を引き継ぎ、製作に関わっています。彼は師匠から「俺の味を変えるな」との言葉を受け、これまで20年以上にわたり、山岸の味を守り続けてきました。

味わいの秘密

復刻版もりそばは、独自のタレとともに自家製のもりそばを使用し、トッピングには新鮮なネギやおろし生姜が添えられます。これにより、シンプルな中に様々な風味が楽しめる一杯が完成します。また、熟成されたつけだれと相まって、つけ麺の魅力が最大限引き出されています。山本富治の監修のもと、かつての雰囲気と味わいを現代の食文化にあった形で提供しています。