幅広い事業に挑む西鉄グリーン土木の未来
福岡県に本社を置く株式会社西鉄グリーン土木は、1976年に創業以来、土木・建築・造園・緑化工事を中心に幅広い事業を展開してきました。公園管理、建設資材販売、建設機械レンタル、環境保全業務など、多様なサービスを通じて、安全で快適な地域社会の実現を目指しています。
最近、同社は建設現場における安全点検の効率化を図る「GENBAx点検」をSORABITO株式会社から導入すると発表しました。この新しいサービスは、デジタル技術を駆使し、現場での点検業務をシンプルかつ迅速に行うことができます。特に建設業では、人手不足や長時間労働といった課題が顕在化しており、デジタル化の必要性は日々増しています。
GENBAx点検とは
「GENBAx点検」は、建設機械の始業前点検や設備、足場などの点検をペーパーレス化できる機能を持っています。従来のアナログな方法では手間がかかる点検作業も、スマートフォンを使用することでリアルタイムで管理できるようになります。点検結果は瞬時にパソコンで確認でき、作業完了状況の可視化が可能となります。点検表の回収が不要になり、アラート機能により効率的に安全管理ができるのです。
西鉄グリーン土木は、この導入を通じて、現場の業務負担を軽減し、若手社員も使いやすいデジタル環境を整えることを目指しています。日々の安全点検を効率化し、さらにペーパーレス化を進めていくことで、企業全体の生産性を向上させたいと考えています。
SORABITOのビジョン
SORABITO株式会社は、「はたらく機械のエコシステムを共創する」というビジョンのもと、建設現場で必要な資機材の管理と調達を最適化するためのサービスを開発しています。同社が提供する「i-Rentalシリーズ」は、建設機械レンタル業界のDXを推進するもので、レンタル注文のオンライン化や点検業務のペーパーレス化に特化したものです。これにより、従来の業務プロセスを一新し、効率性を追求しています。
西鉄グリーン土木の財部幸司社長は、GENBAx点検の導入について、「幅広い事業の現場で工数を削減し、若手が使いやすいICT/デジタル技術を導入することが大切」と述べています。今後、さらに多くの機能を活用していくことで、2024年の建設業界における課題を克服していく計画です。
終わりに
西鉄グリーン土木がGENBAx点検を導入したことは、建設業界の未来を切り拓く一歩です。デジタル技術を取り入れることで、現場の安全性と生産性を高め、さらに働きやすい環境整備が進むことでしょう。今後の動向に注目が集まります。
会社情報
- 代表取締役:財部 幸司
- 本店所在地:福岡市中央区大名1丁目4番1号
- 設立:1976年
- URL:
西鉄グリーン土木
- 代表取締役:博多 一晃
- 本社所在地:東京都中央区日本橋茅場町1丁目9番2号
- 設立:2014年5月12日
- URL:
SORABITO