くどうれいんの新刊
2025-02-27 11:18:13

くどうれいんの新食エッセイ『湯気を食べる』が待望の刊行!

くどうれいんの新作『湯気を食べる』の魅力に迫る



株式会社オレンジページから、2024年3月4日(火)に刊行予定の注目作、くどうれいんの最新エッセイ集『湯気を食べる』。 作家・くどうれいんは、エッセイだけに留まらず、短歌や小説でもその才能を発揮し、多くの読者に支持されています。彼女の前作『わたしを空腹にしないほうがいい』は多くの話題を呼び、食エッセイの新たな風をもたらしました。そして今回の作品では、食にまつわるエッセイが全48話収められ、彼女の最新の思考や日常が感じられる一冊となっています。

様々な食との関係を描く



本書には、生活情報誌『オレンジページ』での人気連載「いつだってまかない」や、「河北新報」での食に関するエッセイが収録されています。その中には、普段の生活の中で感じる食の楽しさや自炊の魅力、また、彼女が大切にしている食文化についても触れられています。ページをめくるたびに、くどうれいんの独自の視点で描かれる「食」が、どのように彼女の生活に寄与しているのかを感じ取ることができるでしょう。

自分自身と向きあう瞬間



文章の中でも特に印象的なのが、「湯気の前に立つと、ああ、生きていると思う」という部分です。食を通じて自分の存在を再確認し、過去の自分と向き合う瞬間を捉えています。三十歳を迎えた彼女は、厨房に立つことで、十代や二十代の自分と繋がり、柔らかな時間を持つようになったと語っています。このように、食を通じて自己を見つめ直し、成長していく姿が描かれています。

構成と魅力



本書は三章構成になっており、第一章では「湯気を食べる」というテーマのもと、様々な食材や料理が紹介されています。第二章の「風を飲む」では、地域特有の食文化や食材について考察され、第三章の「自炊は調律」では、自宅での料理の楽しさや自炊のこだわりが展開されています。それぞれの章を通じて、くどうれいんの料理に対する愛情が伝わってきます。

読者へのメッセージ



『湯気を食べる』は、ただの食べ物に関するエッセイではありません。くどうれいんの言葉を通じて、私たち読者もまた、自分の暮らしや食のあり方を見つめ直す機会を得ることができるでしょう。定期的に続けられている彼女のコラムや、うま味や食文化の奥深さを知ることで、日常に少し彩りを加えることができる一冊です。

この新作エッセイ集は、食べることの喜びや、自炊を通じて自分自身を表現する大切さを教えてくれます。軽快で親しみやすい文体は、読者を引き込む要素が満載です。ぜひ、『湯気を食べる』を手に取り、くどうれいんの食を通じた視点を感じ取ってみてください。

まとめ



『湯気を食べる』は、くどうれいんが描く〈今〉の食に関するエッセイ集です。彼女の知恵とユーモアが溢れるこの作品は、食に興味がある人々だけでなく、日々の生活を豊かにしたいと考える全ての人々へ、前向きなメッセージを届けること間違いありません。発売日が待ち遠しいですね。

会社情報

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株式会社オレンジページ
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