手島章斗が故郷・広島で国歌独唱
9月23日、広島マツダスタジアムで行われたプロ野球のイベントで、シンガー・ソングライター兼俳優の手島章斗が国歌独唱を務めました。この日は広島東洋カープと巨人との対戦が行われ、3万人を超える観客が集まる中、手島はその歌声を響かせました。
手島は広島県尾道市の出身であり、地元の観客にとって彼のパフォーマンスは特別な意味を持つものでした。彼は2014年に男性ボーカルグループ「SOLIDEMO」の一員としてデビューし、その年には第56回日本レコード大賞で新人賞を受賞。この経験を経て、2022年にはソロアーティストとして新たなスタートを切りました。
国歌独唱の瞬間、手島の透明感と力強さを兼ね備えた歌声は球場に響き渡り、会場の熱気が一層高まりました。多くのファンからの大きな拍手が送られ、彼のパフォーマンスは大変な感動を呼び起こしました。
手島は彼のパフォーマンスが終わった後、「皆さん、雨の中での温かいご声援、本当にありがとうございました!」と観客に感謝の意を表しました。「ズムスタに戻って来ることができ、広島県出身の僕がカープの国歌斉唱を務められたことは心から光栄です。そして、カープの皆さん、勝利おめでとうございます!」と続け、地元チームへの愛情をも表現しました。
また、手島はプロ野球選手の小園海斗選手とのコラボレーションについても触れ、彼の楽曲『カイト』のミュージックビデオに出演してもらったことに喜びを感じていると語りました。「僕にとって特別な作品になりましたし、広島を代表する選手と一緒にできたことはとても励みになっています」と、音楽的なつながりを強調しました。
手島は今後も新たなリリースや舞台出演を予定しており、「今回の経験を力に変えて、音楽や舞台を通して広島に恩返ししていきたい」と力強く意気込みを見せました。彼の音楽が誰かの背中を押せるような存在になれるよう、これからも精力的に活動していくとのことです。手島章斗のさらなる活躍が楽しみです。今後の彼の活動や新曲のリリースに、ファンは大いに期待を寄せています。