株式会社テンダ、現場主導型DX基盤『TRAN-DX』でビジネスの未来を切り拓く

株式会社テンダ（東京都渋谷区、代表取締役会長兼社長CEO 薗部晃）が、2030年までに5.3兆円規模に成長が予測されるデジタルトランスフォーメーション（DX）市場に向けて、現場が主体となり業務を改善する自律型DXソリューション『TRAN-DX（トランディーエックス）』の提供を開始しました。このサービスは、RPA（ロボティック・プロセス・オートメーション）、AI、ノーコードDBを統合し、企業の業務を現場発で効率化・進化させるプラットフォームです。

『TRAN-DX』の特徴と利点

DX推進が経営課題の優先事項として位置づけられる中でも、実際にはシステム導入の複雑さや高額な投資が企業を悩ませています。『TRAN-DX』は、「誰でも、すぐに、簡単に」業務改善が可能であることを目指して開発されました。具体的な特徴は以下の通りです。

- RPAによる自動化：日常的なデータ入力や事務処理などルーチン業務の自動化を実現。
- ノーコードDBの導入：現場が自らデータを収集・管理し、自由に活用できる環境を提供。
- AIの活用：業務に対する学習を通じて効果的な改善提案を行い、業務の進化を刺激。
- 現場主導の体制：ITスキルが不足している現場スタッフでも、自己改善が可能な仕組みを整えます。

強固な基盤とアプローチ

テンダは、RPA・AI・ノーコードDBそれぞれについての豊富な実績を持ち、業種や業務に応じた最適なDXの提案が可能です。特にホワイトカラー業務の改善における知見を活かし、『TRAN-DX』の設計思想に結集させています。

このプラットフォームは、業務構造の可視化から属人的な判断を排除することまで、広範囲な課題に対応可能です。さらに、システム間で分断されがちな業務プロセスを統一し、承認・確認業務の停滞を解消します。

業種別のユースケース

導入後の具体的なイメージを持ってもらうために、以下のような業種別のユースケースを挙げてみましょう。

1. 小売業：店舗ごとの売上・在庫情報をリアルタイムで可視化。これにより本部との情報共有がスムーズになり、AIによる需要予測を活用して仕入れや販促施策を最適化します。

2. 金融業：AIがFAQやマニュアルを学習し、自動で問い合わせに対して回答。さらに、RPAによる書類処理の自動化により、業務の効率を向上させます。

3. 製造業：在庫状況のデジタル管理とAIによる需要予測により、欠品を防ぎ過剰在庫の削減を実現。また、生産計画の最適化にも寄与します。

ビジネス展開と今後の計画

『TRAN-DX』はサブスクリプション型の収益モデルを採用しており、導入企業数に応じた安定的な収益拡大を目指します。このアプローチにより、継続的な改善と企業変革を伴走しながら支援することが可能です。テンダは、2028年度までに500社超の導入企業を目指し、DXビジネスの売上比率50%を超えることを計画しています。