エフィニックス、最先端技術で日本市場に進出
米国のFPGAスタートアップ、エフィニックス(Efinix)は、今後の日本市場への本格的な進出を目指し、拡販およびサポート体制を強化しています。最新技術の導入と提携により、多様なお客様に対して必要なソリューションを迅速に提供する体制が整いました。
エフィニックスのパートナーシップ
エフィニックスは、販売代理店やVARパートナーとの契約を締結し、以下の企業と連携しています:
半導体分野で強力な地盤を持つアヴネットは、東京・恵比寿に本社を置き、日本全国で広く展開。エフィニックスの技術を利用した製品の販売とサポートを行っています。
- - レスターホールディングスグループのレスタエレクトロニクス
半導体や電子部品の取り扱いを専門にするレスタエレクトロニクスは、技術サポートが充実しており、エフィニックスの製品の強力なサポートを提供します。
ASICやFPGA開発に特化したプリムゲートは、高位合成技術を用いた設計を得意としており、エフィニックスのRISC-Vにも注力しています。
半導体デバイスの商社として活動するアイ・エス・エックスは、多岐にわたる電子機器の開発・製造を手掛け、エフィニックス技術の普及に貢献します。
世界的に知られる技術力を誇るOKIアイディエスは、FPGA設計サービスを中心に、システム提案から製品開発まで一貫したサービスを提供しています。
革新的なテクノロジー
エフィニックスは、2012年に設立され、カリフォルニア州サンタクララを本社に構えています。彼らの提案するQuantum™テクノロジー(特許取得済)は、従来のFPGAデバイスに比較して、パフォーマンス、パワー効率、面積の面で4倍以上の優位性を実現します。これにより、従来の製品ラインと同じサイズでありながら、より低消費電力と高い性能を兼ね備えたデバイスを提供可能です。
Trion®およびTrion® Titanium FPGA シリコンプラットフォームは、広範なロジック要素をサポートし、一般的なインタフェース(DDR、PCI Expressなど)を内蔵しています。さらに、RISC-V SoCコアも無償提供され、ユーザーは柔軟にカスタマイズできます。
市場のニーズに応える製品群
エフィニックスの製品は、モバイルデバイス、IoT機器、消費者向けプロダクト、産業用機器、医療機器など、さまざまな分野でのニーズに応えます。特に近年注目されるテクノロジー、エッジ・コンピューティング、機械学習、ディープラーニング分野にも対応しており、幅広いアプリケーションに適用可能です。
例えば、Trion FPGA開発キットを使うことで、初めてFPGAに触れるユーザーでも簡単に使えるようなる設計環境が整っています。エフィニックスは、開発者が迅速に市場に価値を提供できることを重視しています。
詳細に関しては、エフィニックスの公式ウェブサイトや営業窓口にて確認できます。今後とも、日本市場におけるエフィニックスの動向に注目が集まることでしょう。