NTTの防災訓練
2024-08-29 08:56:09

NTT東日本、災害対策ソリューションの重要性を再認識する防災週間

NTT東日本、災害対策ソリューションの重要性を再認識する防災週間



NTT東日本は、8月30日から始まる防災週間に合わせて、災害対策や防災ソリューションに関する取り組みを紹介します。この期間中、東日本各地で自治体が主催する防災訓練が開催され、参加者は「災害用伝言ダイヤル(171)」や「シン・オートコール」の体験を通じて、災害発生時の安否確認や情報伝達の重要性を学ぶことができます。

災害用伝言ダイヤル(171)の機能と重要性


「災害用伝言ダイヤル(171)」と「災害用伝言板(web171)」は、災害時に欠かせない安否確認ツールとしてNTT東日本が提供しており、特に大規模な自然災害時に有効です。最近では能登半島地震や宮崎県の地震などが発生し、これらのツールの利用価値が再認識されています。

震災が発生すると、多くの人が一斉に電話をかけるため、回線が混雑し、通話が困難になるケースが多発します。また、避難中に携帯電話のバッテリーが切れてしまうと、重要な情報が確認できない事態にもつながります。これに対処するため、171の利用方法を知っておくことが重要とされています。

「あ・い・た・い・よ」の合言葉


NTT東日本の災害対策室にいる杉山遼恭は、171の利用時に覚えておくべきポイントとして「「あ・い・た・い・よ」を提唱しています。このフレーズは、安否確認の際に含めるべき要素を示しています。「あ」はあなたの名前、「い」は居場所、「た」は誰と一緒か、「い」はどこかが痛いのか、「よ」は今後の行動についてです。

災害時、混乱する中でこれらの情報を的確に伝えることが生命を守る手助けとなります。また、171番を多くの人が利用することで回線がスムーズに運用され、命に関わる緊急通報にも影響を与えることが期待されています。

シン・オートコールの登場


さらにNTT東日本では、「シン・オートコール」という最新の一斉情報伝達ソリューションが導入されています。この仕組みはAIの力を借りて、自動的に安否情報や避難指示を電話で伝えることができ、高齢者やテクノロジーに不慣れな方にも利用しやすいのが特徴です。サポート役としての声を最大限活用し、情報の伝達を行います。

岩手県陸前高田市では、この「シン・オートコール」が本格的に導入され、災害時に避難指示を効果的に伝達するための手段として活躍しています。実際に高齢者の方々との対話を通じて作り上げられたこのサービスは、地域特性に沿った防災対策としても期待されています。

体験機会と今後の展開


この防災週間の期間中、各地域の自治体は「災害用伝言ダイヤル」や「シン・オートコール」の体験会を開催する予定です。これにより、地域の住民は実際に使うことで、災害発生時の対応を少しでもスムーズに行うことができるよう、事前に準備が整えられます。

今後も、NTT東日本は多様な災害対策ソリューションを展開し、地域の安全を守るための取り組みを続けていく意向です。災害はいつ起こるかわからないため、万全の備えを持ちながら、地域全体で支え合う重要性を再確認していきます。

この防災週間を通じて、多くの人々が「災害用伝言ダイヤル(171)」や「シン・オートコール」の重要性について学び、実際に活用する姿勢を持っていくことが、私たちの命を守るためにつながると信じています。


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会社情報

会社名
東日本電信電話株式会社
住所
東京都新宿区西新宿3-19-2
電話番号

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