Another Star合同会社、GENIAC-PRIZEにおける特別賞受賞のご報告
2026年3月24日、東京都千代田区の神田明神ホールにて、Another Star合同会社が国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)主催の「GENIAC-PRIZE」の「みらいビジョン賞」で特別賞を受賞しました。この賞は、当社が開発したAIエージェント連携のセキュリティ基盤が新規性と将来性を持つと認められた結果です。
GENIAC-PRIZEとは?
GENIAC-PRIZEは、経済産業省とNEDOが進める生成AIを活用した社会課題解決に向けた研究開発コンテストです。従来の課題解決に対する新たなアプローチを募り、約8億円の懸賞金が授与されることを目的としており、今年の表彰式は多くの注目を集めました。
受賞の背景
AIエージェントは、今や単独ではなく、外部のAIと連携してタスクを遂行する時代となっています。特に、Googleが提唱するA2Aプロトコルが進展する中で、これらが直接通信を行うことが現実となりつつあります。この変革に伴い、AIエージェント同士の信頼性を保証するセキュリティ基盤の必要性が高まっています。当社はこのニーズに応えるべく、リスク探索と低減技術の開発に取り組んできました。
当社のアプローチ
AIエージェントの間での未確定な信頼性や、悪意のあるデータによる乗っ取りといったリスクを特定し、それに対し「信頼レイヤー」の概念を提唱しました。これはAIエージェント同士の通信を保証するものであり、異常を監視し、検知した異常をフィードバックすることで自己改善を図るシステムです。審査の結果、当社の提案は新規性と将来性が高いと評価されました。
開発したプラットフォーム
私たちの開発した「国産OSSセキュアAIエージェント連携基盤」は、他に類を見ない信頼性を持ったプラットフォームです。この基盤は二つのコアコンポーネントで構成されており、エージェントストアは事前審査と信頼スコアの可視化を担当し、仲介エージェントはデータの選定から実行までを一貫して行います。それにより、リアルタイムで異常検知や遮断を可能にし、安全性を向上させます。
プラットフォームはオープンソースとしてGitHub上で公開されており、透明性の高い評価プロセスを維持しています。これにより、多くの開発者が利用しやすく、信頼できるエコシステムを構築することが目指されています。
今後の展望
受賞を契機に、私たちは公的機関とも連携し、登録事業者の拡大やAIエージェントの安全性検証に努めます。また、業界全体での協力を通じて、AIエージェントの連携に関する国際的なセキュリティ基準の確立に取り組み、社会への安全な実装を推進していく計画です。
受賞チームからのコメント
当社代表の安田直也は、「この受賞は、信頼性と内容に基づいて通信を行うことの重要性を再認識させるものであり、このアプローチが将来の安全なAI社会に貢献するものとして評価されたと考えています」と述べました。また、チーム一同は引き続きオープンな環境を維持し、より良い技術の開発に邁進する所存です。
Another Star合同会社は、急速に変化するAIエージェントの世界において、信頼と安全性の確保に努めてまいります。