建設業界に革命をもたらすAIの力、JAPAN AIとCONOCの提携
JAPAN AI株式会社(以下、JAPAN AI)と株式会社CONOC(以下、CONOC)が新たな提携を結び、建設業界におけるAIエージェントの開発を推進することが発表されました。この連携により、業務のデジタル変革(DX)が期待されています。将来的には、より効率的な業務環境の整備が進むことでしょう。
事業連携の背景
JAPAN AIは「AIで持続可能な未来の社会を創る」というビジョンを掲げ、多くの企業に対してAIプラットフォームの提供やサポートを行っています。日本の建設市場は約75兆円にも及び、477万人が従事していますが、DXの導入率は20.7%とされ、AIの活用率はわずか9.4%に過ぎません。多くの業務がアナログ方式での運用を続けており、担当者の負担が大きい実情があります。
一方、CONOCは建設業に特化したクラウドサービスを提供してきました。777社以上の建設業者にサービスを展開し、業務データの蓄積を図っています。具体的には、見積もりのOCR処理や工程最適化のためのAIエージェント群を自社開発しています。今回の提携は、AIエージェントの開発をさらに加速するための取り組みです。
事業連携の内容
この提携によって、JAPAN AIは以下の2つのサービスを通じてCONOCのクラウドサービスを刷新します。
1.
JAPAN AI STUDIOの提供
JAPAN AI STUDIOは、界面設計、AIエージェント、データベースを統合したプラットフォームで、コードなしで業務システムの構築が可能です。これにより、建設業のノウハウとAI技術の融合が実現します。
2.
JAPAN AI CONSULTINGの提供
AI導入を含む全過程を専任の担当者がサポートします。AIエージェントの開発計画も加速し、建設業界向けAIサービスの展開が促進されます。
期待される成果
この提携は、建設現場の担当者が日々の書類作成や工程管理をAIを活用して自動化できる環境を作り出すことを目指しています。
代表のコメント
CONOCの代表取締役である山口氏は、長年の経験から現場の人手不足が問題であり、AIエージェントの必要性を強調。自社開発を続けてきた背景と共に、今回の協力によって実現スピードが大幅に加速すると述べています。
一方でJAPAN AIの代表取締役社長工藤氏は、CONOCの豊富なデータとドメイン知識を活かし、共にAX(AIトランスフォーメーション)を推進していく意気込みを示しています。
今後の展望
両社は2026年度中にAIエージェントレイヤーを構築し、次第にサービスリリースを行う予定です。建設業界全体のデジタル化を進め、業務効率化を目指していきます。
企業概要
CONOC
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設立: 2010年
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代表者: 山口 一
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所在地: 東京都多摩市
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事業内容: 建設業特化型AI搭載クラウドサービス
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CONOCの公式サイト
JAPAN AI
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設立: 2023年
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代表者: 工藤 智昭
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所在地: 東京都新宿区
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事業内容: 人工知能に関する研究開発とコンサルティング
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JAPAN AIの公式サイト