「海ペディア」誕生
2020-12-17 09:00:03

水産業改革を推進する「海ペディア」誕生の背景と展望

水産業改革を推進する「海ペディア」誕生の背景と展望



新型コロナウイルスの影響を受け、経営に苦境を強いられている水産業。そんな状況の中、西日本ニチモウが新たに「海ペディア」というメディアを立ち上げ、そのあり方を革新することに取り組んでいます。このメディアの目的は、漁業に従事する人々や水産業に関わる全ての人々に向けて、有益な情報を提供し、業界の活性化を図ることです。

「海ペディア」は、西日本ニチモウの初となるメディア事業であり、コロナ禍による対面営業の困難さを乗り越えるために開発されました。企業として持つ知見や経験を通じて、漁師や水産業に携わる方々へ必要な情報を発信していく予定です。

このメディアでは、漁具メーカーや漁師の視点からSDGsに関する情報を取り上げ、インタビューを通じて現場の声を反映していきます。具体的には、漁船に同乗しての取材や、漁具を製造する工場の職人へのインタビューを行うことで、現実の業務に根ざした情報提供を目指しています。また、月に2本のペースで、世界のマリンテック情報などの専門的な内容についても発信し、水産業で一般的に語られない内容を第一次情報として届けていくことが特徴です。

運営メンバーは、「海ペディア」を通じて水産業の多様性を知ってもらうことが重要と話しています。一口に水産業と言っても、漁業、造船業、加工業、販売業、流通業など多岐にわたる業界がありますが、それぞれの業界が互いに理解し合えていないというのが現状です。このメディアは、そんな業界間の壁を取り払い、相互の理解を促進する役割も果たそうとしているのです。

最近の水産業は、高齢化や魚価の低迷といった困難に直面している一方で、世界的には人口増加に伴い水産業が発展している状況があります。特に、多様性を求める今の社会において、自然との共生を目指す仕事はますます重要になっていくことでしょう。この動きは、技術革新やデジタル化という形で水産業の中でも進行中です。互いの業界が連携し、様々な視点からのアプローチが実を結ぶことで、水産業全体が持続的に発展していく可能性が高まります。

「海ペディア」は、西日本ニチモウ株式会社が主導していますが、運営には株式会社ライトハウスの協力も得ています。この異業種間のコラボレーションによって、新たな価値を水産業に提供し、業界の閉鎖性を打破しようとしています。両社は、成果を楽しみにしながら、メディアを成長させていく意欲を示しています。

最後に、海ペディアが数多くの情報を共有し、皆様の役に立ち、水産業の連携を促進することへの期待を込めて、温かい応援をお願いしています。この新たな試みが、業界全体の未来に良い影響をもたらすことを願ってやみません。

会社情報

会社名
西日本ニチモウ株式会社
住所
山口県下関市小月小島2丁目3番17号
電話番号
083-282-4041

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