VUILDが新しいデザインの未来を切り開く制作施工プラットフォーム「EMARF」を発表

VUILD、新たな制作施工プラットフォーム「EMARF」発表

VUILD株式会社は、内装空間や什器の制作・施工をスムーズに行えるプラットフォーム「EMARF」の提供を開始しました。このプラットフォームは、コンピューテーショナルデザインを駆使し、設計者の創造力を支え、自由な表現が実現できる場を提供します。近年の国産材の需要増や職人不足による高コスト化と納期遅れという業界の課題に対応することを目的としています。

EMARFの特徴

EMARFは、建築設計者や内装設計者向けのデジタルプラットフォームで、全国にあるShopBotの製造ネットワークを活用して、設計データを瞬時に加工データに変換し、正確な加工品を納品します。加えて、仕上げ加工、組み立て、現場施工までを一貫してサポートする新機能も取り入れています。

1. 自分でつくる

ユーザーは、オンラインでデザインデータを入稿することで、EAMRFに連携しているShopBot拠点で加工されたパーツを指定場所に納品してもらえます。入稿から納品まで全てオンラインで完結するため、ストレスなく必要なパーツを手に入れることが可能です。新たに開発されたEMARF CADでは、接合部の設計が簡単に行えます。対応フォーマットもDXFやSTEPで、使い慣れたツールからデータをインポートし、加工可能なデータに変換できます。

2. 制作・施工を依頼する

複雑なデザインや大規模な空間プロジェクトも、EMARFのサービスを通じて実現可能です。法人向けの問い合わせ窓口からデザイン案を相談することで、迅速な概算見積りとともに、制作や施工を一貫してサポートします。木材だけでなく、金属などの異素材も使用可能で、幅広いデザインに対応しています。

EMARFのメリット

EMARFは、建築設計の専門家に向けたプラットフォームとして、建設業界の深刻な人材不足に対する解決策を提供します。人手に依存せず、デジタルファブリケーション技術を活用することで、コストや納期の問題を軽減し、高度なデザインを実現します。

このプラットフォームは、建設業界の変革を促す要素として、デザインエンジニアリングに優れたスタッフとの連携により、独創的かつ複雑なプロジェクトの実現を可能にします。